内容説明
上智大学グローバル教育センターの関係者が、それぞれの専門性に基づいた教育実践の事例を紹介し、様々な試みから得られた知見を論じる。グローバル教育の定義や実践方法について問題を提起するとともに、グローバル教育の多様なあり方を探る一冊。
目次
第1章 大学におけるグローバル教育の責任と役割―批判的サービス・ラーニングと特権自覚教育の有用性
第2章 教育と研究の相乗効果―学生がグローバル課題に向き合うために取り組んできたこと
世界をつなぐ叡智(ソフィア)―上智のグローバル教育の本質
第3章 上智大学のグローバル教育、「一〇〇年目の決意」とその継承―SIEDからSophia GEDへ
第4章 グローバルな学びへの挑戦―オンライン国際協働学習(COIL)
第5章 エストニアへのスタディツアーからみる深いESDの実践と理論
情報通信技術(ICT)を活用したグローバル教育の実践
第6章 専門分野を核としたグローバル教育の実践―米国先住民研究者による取り組みと学び
第7章 環境をテーマとした多文化共生と学融合の実践―SAIMSプログラムの意義と学修成果可視化への課題
変化と変革の未来のために―これからのグローバル教育とは
著者等紹介
杉浦未希子[スギウラミキコ]
上智大学グローバル教育センター教授
水谷裕佳[ミズタニユカ]
上智大学グローバル教育センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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