目次
1 人権を大切にするということ―なぜ子どもの権利を学ぶのか(「人権」の基本を知ろう;保育者に伝えたい子どもの権利条約;保育実践に活かす子どもの権利)
2 子どもの権利条約の原点を探る―コルチャック先生と子どもたち(子どもの権利条約が誕生した日;なぜポーランドが「子どもの権利条約」を提案したか;戦争とコルチャック先生をめぐる旅;コルチャック先生とはどんな人か)
3 事例を通して子どもの権利を考える(言葉;生活;遊びや行事;家庭との関係)
資料 子どもの権利条約 日本ユニセフ協会抄訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネギっ子gen
27
「子どもの権利」の基本的な知識や成り立ち・意義から、子ども一人ひとりを尊重する保育(具体的な事例を通した関わり・声掛けのあり方)まで、イラストを多用し、3人の執筆者が丁寧に解説。末尾で、<今、大人である私たちの子ども時代は、子どもの権利について十分に認識されていなかった時代だった/子どもの尊厳を大人が平気で傷つける時代は、もう終わりにしたいと思いませんか。子どもも大人も、互いに人間としての尊厳を大切にし合える関係性をどのようにしたら築けるでしょうか/まずは身近な事例から考えていただけたらと思います>と。 2021/11/02
okaching
2
コルチャック先生を恥ずかしながら知らなかった。子どもの権利条約などの成り立ちがわかりやすく書かれている。戦争というとてつもないものを乗り越えて作り上げた過去からのプレゼントなんだなと思う。2023/10/03
むぎ
0
前半割と理論的な話多くて読み応え満点。研修や授業にも使えそう。2022/06/28