民事反対尋問のスキル―いつ、何を、どう聞くか？

京野 哲也【編著】

ぎょうせい（2018/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 232p／高さ 21cm
• 商品コード 9784324105795
• NDC分類 327.22
• Cコード C3032

内容説明

民事の反対尋問のみに絞り、場面読み切りの具体例でスキルを解説した画期的な書籍が誕生！！ありがちな例と工夫例を対比しながら、このように聞けば相手に逃げられない、一歩でも有利な状況を現出できるというヒントを示します。

目次

第１部　反対尋問の前提知識―基本ルール（反対尋問でやること；反対尋問で聞けること・できないこと　ほか）
第２部　反対尋問の聞き方―基本スキル（スキルの前提となる基礎知識；反対尋問のスキル―基本編）
第３部　弾劾のスキル（客観的証拠との矛盾がある場合の質問手順）（自己矛盾がある場合の「決めの手順」はこれだ；弾劾証拠の用い方）
第４部　応用的な反対尋問の知識とスキル（現実の反対尋問はなぜ難しいか；攻めるスキル　ほか）
第５部　反対尋問を前提とした他の尋問シーン（主尋問のやり方―反対尋問を想定して；相手方の反対尋問に対応する　ほか）

著者等紹介

京野哲也［キョウノテツヤ］
東京フィールド法律事務所代表（第一東京弁護士会・第４３期）。昭和５６年東京大学法学部卒業、大手金融機関勤務を経て、平成３年弁護士登録。平成２０～２２年度司法研修所民事弁護教官、平成２４～２６年司法試験予備試験考査委員、平成２７年筑波大学大学院ビジネス科学科法曹専攻（ロースクール）専任教授（平成３０年～客員教授）。主な取扱分野：消法・会社法関連分野、金融・証券法、不動産関連法、その他民事紛争案件全般（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[ふら〜]

民事事件の反対尋問におけるテクニックをまとめた本。かなり具体的に分かりやすく描かれておりイメージが湧きやすい。詰将棋のごとく淡々と証拠を積み上げること、事前準備が何より肝要であること、相手に言い訳や意見を述べさせる隙を与えないことなど要諦を整理しているし、何より具体的なスクリプト付きなので実務家にとっては助かる一冊。

2019/02/03