目次
第1章 まず法令を学ぼう
第2章 法律って何?
第3章 憲法って何?
第4章 法令にはどんな種類があるの?
第5章 内閣官房・内閣法制局の仕事
第6章 行政機関の訴訟業務
第7章 法令業務って何?
第8章 条例の作り方
第9章 このくらいの法令用語は知っておこう
第10章 議会内の仕事
第11章 仕事のスケジュール管理等
著者等紹介
林雄介[ハヤシユウスケ]
国家公務員として省庁に勤務。内閣提出法案の作成、政令・省令等の法令業務と予算業務、国会答弁、質問主意書、行政不服審査、情報公開、政策評価、特殊法人の監督等に従事。作家(日本文藝家協会、日本ペンクラブ、国際ペン正会員)。その後、会社、各種団体、NPO顧問、地方自治体の町興しや政策立案等(政策プランナー)。岐阜市都市ブランド創出会議委員。セラピスト(TFTセラピスト「思考場療法講師」、ヒプノセラピスト、レイキ・セラピスト:ストレス・ケア・アドバイザー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かばお
8
法令・条例作成の実務とそれに関係する法律の話を端的にまとめた本。自分の知識と経験がこの本でつながる感覚をもった。スケジュール管理の話は、耳がいたくなった。何とか仕事を覚えなければ。付録の憲法解説もなかなか興味深かった。岩波ブックレットを皆さん読みましょう。(笑)2017/09/25
モッチー
1
国家公務員、地方公務員、そして議員とそのスタッフに向けた法令業務の入門書。法制執務に関する実用書は、往々にして無味乾燥な業務マニュアルになりがちである。しかし、省庁勤務経験のある著者らしく、霞が関の法令業務や質問主意書の対応に関する記述は、簡潔でありながら血が通っていて興味深く読めた。法令業務の知識は政治家にとってこそ必須のものだというのは、その通りだと思った。また、読書のすすめや巻末のブックリストから伝わってくる著者の熱い思いもよい。2020/08/09
びーばー
1
国会より前の法令に関する主に役所内の仕事の流れについての本。法制執務の実務の本だと思って買ったのですが、内容は題名のとおり、法令・条例実務(主に法令)でした。新人国家公務員・国会議員などにはありがたい本だろうなと思った。2018/11/25