目次
第1章 人を殺してみたかった
第2章 支援
第3章 課題
第4章 学校巡回
第5章 学業不振
第6章 不登校
第7章 暴言・暴力・いじめ・非行
第8章 保護者
第9章 再考・人を殺してみたかった
第10章 ファンタジーマネジメント
著者等紹介
小栗正幸[オグリマサユキ]
岐阜県多治見市出身。法務省に所属する心理学の専門家(法務技官)として各地の矯正施設に勤務。宮川医療少年院長を経て退官。現在、特別支援教育ネット代表、三重県教育委員会事務局特別支援教育課発達障がい支援員スーパーバイザー、三重県四日市市教育委員会教育支援課スーパーバイザーを務める。宇部フロンティア大学臨床教授。一般社団法人日本LD学会代議員・編集委員。日本犯罪心理学会地方区理事。専門領域は犯罪心理学、思春期から青年期の逸脱行動への対応(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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morinokazedayori
43
★★★★★著者は、法務官として少年の矯正施設に勤務した後、中高教員らに向けた講習や相談に従事している。犯罪、非行、いじめ、不登校、学業不振などの対応に悩む教員に向けた本だが、思春期・反抗期の子供と対話をしたい親にも非常に役立つ。子供の問題行動や暴言と真正面から対峙して膠着状態に陥るのではなく、信頼関係を保ちつつ子供を良い方に向かわせるアサーションのヒントが満載。分別ある大人となるために是非身に付けたい内容。2016/08/08
おやつ
13
私にとって宝石のような本でした!このような方が長年、現場で仕事されているということに希望を感じます。私は臨床心理を学ぶ上で、何か違和感のようなものを感じていて、それがつまり、本に出てくるのはほとんど、この本でいう「困っている人」だということでした。では、困っていない人にはどうするか…ブリーフセラピーの本にあったコンプレイナイトタイプへの対処はそれに答えるものでしたが、これだけで1冊書いてほしいと思っていました。この本を読めてよかったです。ある意味、これは高度な交渉術でもあるのかもしれません。2019/04/17
hiro
7
小栗先生の講演は何度か拝聴したことがあるが、この本には事例がたくさん載っていてほんとにわかりやすい!生徒と話していて、明らかな正論を言っても全く通じないことがたくさんある。そんな時、この本の対話術がとても役に立つのだ。 目から鱗とはまさにこの本を読んだ時の私の状況。何度も読み返したい。2018/08/21
ひろか
6
おもしろい。東豊先生の感じに通ずるものがある。2015/08/30
cochonnet
5
仕事上、活用できる考え方が見つかりました⭐️小栗先生の講演も聞いて、ダブルで勉強になりました!2016/01/24
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