定本 危機管理―我が経験とノウハウ

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  • サイズ A5判/ページ数 224p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784324096871
  • NDC分類 369.3
  • Cコード C3030

内容説明

危機管理の権威、佐々淳行の経験に基づく決定版!危機に備えた組織の作り方、トップのリーダーシップ哲学など、今日の組織管理に必須のテクニックが満載!

目次

序章 Why shouldn’t I 俺がやらずに誰がやる!
第1章 危機への対応
第2章 組織と人の管理
第3章 危機におけるリーダーシップ
第4章 危機管理行政の課題
第5章 2つの震災からの教訓―東日本大震災と阪神・淡路大震災

著者等紹介

佐々淳行[サッサアツユキ]
1930年東京生まれ。東京大学法学部卒業後、警察庁入庁。以来約35年にわたり、警察・外務・防衛各省庁や内閣安全保障室で我が国の危機管理に携わる。東大安田講堂事件、連合赤軍あさま山荘事件等の事件処理を指揮。1989年、昭和天皇大喪の礼警備を最後に退官。第54回文藝春秋読者賞、第48回菊池寛賞、第22回正論大賞受賞。2001年勲二等旭日重光章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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評価

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちくわ

3
危機管理のプロフェッショナルによる原理原則本である。危機管理において大事な点は、情報収集のルート確立と意思決定者の明確化にあると思う。仕事をしていても思うが、危機状況下にあっては、様々な情報が飛び交うし、どの情報が正しいものであるかを判断するのも難しい。また、様々なバイアスや心理的な焦りといったものから、正確な意思決定を行うことすら難しい。本書では、そういった危機管理における難しさと真正面から向き合い、いくつもの修羅場を潜り抜けてきた著者ならではの視点から、危機管理の原理原則が書かれている。良書。2018/06/08

すのす

2
積んでた。危機管理の要諦はシンプルだが、行動する際には平時の積み重ねの無さを突きつけられ、難しい。本書自体は、著者のバックグラウンドもあり、治安・武力事態といった面の危機管理論が多いが、災害や犯罪でも同様であり、今のコロナのような公衆衛生の危機管理も同じ文脈で捉えられる。最悪を想定する、悲観的に備え楽観的に対処する、ロジスティクスからリーダーシップ、PR論など幅広い。各種法制度の課題は、詳しくないが、緊急事態法制の必要性が少し分かった気がする。2020/12/08

k5b81998

0
後藤田さんはじめ、昔の政治家は一本筋が通っていたようなきがする。だめなものはダメ。いいものはいいと。本書は誤字脱字が多いが、言っていることはまっとう。2016/06/16

くま

0
危機管理のコツは「悲観的に準備し、楽観的に対処する」「最悪に備える」である。楽観主義者に計画させてはだめ。しかしリーダーが悲観主義者だと必ず失敗する。兵力は逐次投入ではなく、圧倒的な兵力集中が基本原則。報告の優先順位は1「何がwhat」、2「何人がwho」、3「何時when」「何処でwhere」で、「何故why」「如何にしてhow」の順である。2020/06/24

ホリエンテス

0
定本と言うだけあって今までの総括本。 新たな提言はないが、リーダーの心得など格言がいっぱい。2018/11/08

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