内容説明
からだで聴くことば、ことばを生むからだ、「未来を予見する」言語教育論。
目次
今日の言調聴覚法(ヴェルボトナル法)―時代にあったリハビリ、言語教育を求めて
話し言葉の聴きとりにおける触覚の機能について
最適性の原則
創造性とリハビリテーション
言調聴覚法とその聴覚障がい者のリハビリへの応用
VT法から見た聴きとりと調音
VTシステムにおける音声リズム
SGAV方式(サンクルー・ザグレブ方式)の理論的基礎―パロールの言語学
SGAV方式における聴きとりと心理言語の構造の構造化と段階的な限界の克服
年齢から見た外国語学習〔ほか〕
著者等紹介
グベリナ,ペタール[グベリナ,ペタール][Guberina,Petar]
1913年5月22日クロアチアに生まれる。旧制リセにて中等教育を受ける。1935年ザグレブ大学でフランス語・ラテン語の学位を受ける。1939年フランス、パリ大学で学ぶ。博士号を授与。1951~1983年ザグレブ大学文学・芸術学部の教授を務める。1951~1965年フランス語教授、ロマンス語部門の部長として活躍。1954年音声学研究所を設立。音声学の研究指導に従事。1965年に同研究所長に就任し1983年に退任するまで開発研究に専念する。フランス政府から、1968年にレジオン・ドヌール=シュヴァリエ勲章、同政府から1989年パリ、ソルボンヌの正面ホール(サロン・ドヌール)でレジオン・ドヌール=オフィシエ勲章が授与された。2005年1月22日ザグレブにて逝去
ロベルジュ,クロード[ロベルジュ,クロード][Roberge,Claude]
1928年9月10日カナダに生まれる。モントリオール大学、上智大学大学院、ソルボンヌ音声学研究所、ベルギー・モンス大学言語学科など世界の各地で、言語学、音声学、神学を学び学位取得。1967年ペタール・グベリナ教授とそのグループを知る。以来ヴェルボトナル法の研究に勤しむ。1989年米国ヴェルボトナル協会からヴェルボトナル法訓練指導者に認定される。1956年イエズス会士として来日。その後上智大学外国語学部フランス語学科に着任しフランス語教育に専心
小川裕花[オガワユカ]
上智大学大学院博士課程、ジュネーヴ大学修士課程修了。専攻は文法論。上智大学、福岡大学講師などをへて、現在はロベルジュ教授助手。親と子が楽しく遊びながら外国語を身につける方法を研究している
北代美和子[キタダイミワコ]
翻訳家。日本文藝家協会会員。日本通訳翻訳学会会員
佐野彩[サノアヤ]
一橋大学大学院言語社会研究科博士後期課程、NPO法人地球ことば村・世界言語博物館運営委員。上智大学外国語学部フランス語学科卒業、東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。専攻は社会言語学、マイノリティ言語研究(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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