内容説明
本書第1部では、平成16年から17年にかけて発生した自然災害、事故、テロ等を概観するとともに、社会構造の変化等に伴って顕在化した課題を分析し、真の「安全・安心大国」の実現に向けた今後の国土交通施策の展開の方向性について記述している。第2部では、自立した個人の生き生きとした暮らしの実現、競争力のある経済社会の維持・発展、安全の確保、美しく良好な環境の保全と創造、多様性のある地域の形成を実現するための政策課題を10に整理し、具体的な取組みを報告した。
目次
第1部 安全・安心社会の確立に向けた国土交通行政の展開―真の「安全・安心大国」を目指して(安全・安心をめぐる状況;社会構造の変化等がもたらす安全・安心に関する新しい課題;真の安全・安心社会の確立に向けた国土交通施策の方向性)
第2部 国土交通行政の動向(時代の要請にふさわしい国土交通行政の展開;観光立国の実現と美しい国づくり;地域再生・都市再生の推進;自立した個人の生き生きとした暮らしの実現;競争力のある経済社会の構築 ほか)