内容説明
PPPとは公共サービスを、行政のみならず、民間企業、NPO、住民等と連携し、民間のノウハウ、パワーを活用して提供しようとする考え方。本書は、こうしたPPPについて、その概念や手法等について整理するとともに、国内外で実際に活用された21の事例を採り上げ、そのスキームや効果・課題などについて紹介している。
目次
第1章 PPPとは(PPP活用の背景・目的;PPPの意義 ほか)
第2章 新たな社会資本整備等におけるPPP(PPP活用の考え方;具体的なPPP活用手法 ほか)
第3章 提供中の公共サービスにおけるPPP(PPP活用の考え方;具体的なPPP活用手法 ほか)
第4章 PPP活用事例(新たな社会資本整備等におけるPPP活用事例;提供中の公共サービスにおけるPPP活用事例 ほか)
第5章 PPPの活用に向けて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井上岳一
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仕事の必要にかられて読んだが、つまらんかった…。2014/03/06
taming_sfc
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日本政策投資銀行地域企画チームによる2004年の著作。本書では、特に、PPPの手法について詳述した後、具体的な事例を広範囲にわたって解説するという構成となっている。PPPに対する肯定的姿勢を既に持っていて、その観点から分析しているのではないかというきらいはないわけではないが、しかしながら日本国内のPPPに関する具体例がこれほど充実していれば、新しい地方行政・ガバナンスのあり方に興味のある学生諸君は、一読すべき書籍であるように思われる。解説は平明で、読みやすい。2011/01/14