都市の再生、地域の復活

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  • サイズ B6判/ページ数 273p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784324068571
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C3032

内容説明

著者は年に2回、日建設計が開催している「都市経営フォーラム」で話を続けている。ここにおさめた文章の大部分は、10年来そこで話してきた内容に手を加えたものである。21世紀の始めである現在は、20世紀後半の半世紀に蓄積されてきた、都市計画不在の都市づくりを、本来は公と民の協力で改めてゆく時点である。しかし、我が国の市民社会の常識は個人と私有財産の絶対性を強く主張してきた。この現状をどう改革してゆけるのか、絶望と悩みのなかから、その答えを見出そうとしているのが本書の内容である。

目次

1 都市問題の本質と解決の行方―東京を見れば都市のすべてがわかる(都市計画と企業と市民の役割;都市計画の社会的視点;新しい都市計画の話題 ほか)
2 都市の再生、地域の復活(東京こそ日本である?しかし、新しい都市のコンセプトはない;なぜ東京の評価が高い?;庶民の意識改革ができなければ街は変わらない ほか)
3 地域をどうする、日本をどうする―北海道から石垣まで(阪神・淡路大震災が都市再生の出発点;伊藤流地政学のすすめ どこまで東?どこから西?;魅力的な町づくりとは ほか)

著者等紹介

伊藤滋[イトウシゲル]
早稲田大学教授。東京大学名誉教授。工学博士。1931年東京生まれ。東京大学農学部林学科、工学部建築学科卒業。同大学大学院工学系研究科建築学博士修了。東京大学工学部都市工学科教授、慶応義塾大学環境情報学部教授を経て現職。日本都市計画家協会会長をつとめる
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