内容説明
本書は、自治体が、新たな情報技術革命をもたらしたインターネット、すなわちデジタル技術とネットワーク技術を活用して、アウトカム(成果)指向の「自治体経営」をどのように行ったらよいかについて述べている。2部構成で、第1部では、電子自治体を実現するための構想・方法・展開を、第2部では先進自治体の取組み事例を取り上げている。
目次
第1部 構想・手順・推進方法(なぜ電子自治体が必要か―問われる自治体の情報戦略;自治体における情報化は今どのような状況か;電子自治体の実現を阻むものは何か;電子自治体実現の条件は何か)
第2部 事例(先進自治体からのメッセージ;浜松市の事例―行政情報化と地域情報化の融合;市川市の事例―コンビニ利用の電子行政サービス;池田市の事例―業務改革指向の情報化;川西市の事例―市民満足度指向の情報化 ほか)
著者等紹介
島田達巳[シマダタツミ]
中央大学法学部法律学科卒業。大阪市立大学博士(経営学)。現在、東京都立科学技術大学教授
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