内容説明
虐待発見後のケアと援助のパイオニア的ガイド!児童虐待を“ストップ”するために何ができるか?児童相談所や保育所、幼稚園、学校、警察、弁護士、児童養護施設、民間団体など、地域におけるさまざまな関係機関(者)の役割を提示する。
目次
1 児童虐待とは(児童虐待の分類と多軸診断;基礎知識)
2 児童虐待に対して何ができるか(児童相談所;保育所;幼稚園;学校 ほか)
3 援助への視線・視点(子どもへの個別的援助;集団内での子どもへの援助;家族(保護者)への援助)
著者等紹介
安部計彦[アベカズヒコ]
昭和28年(1953)年生まれ。甲南大学文学部心理学専攻卒。北九州市児童相談所心理判定員、八幡西福祉事務所を経て、平成4年より北九州市児童相談所判定係長。平成12年より厚生科学研究「乳幼児の虐待防止および育児不安の母親支援を目的にした母子保健に関する研究」の分担研究員。主な研究執筆に、「児童虐待といじめ問題」(1998年『家庭心理学年報』金子書房)、『子ども児童虐待対応の手引き』(1999年、厚生省児童家庭局監修)への執筆協力、「児童相談所から見た予防への取組み」(『月刊こども未来』2000年7月号、財団法人こども未来財団)など
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