目次
第1章 公共的事業の種類と事業採択(公共的事業の概念と種類;公共的事業の事業採択方法)
第2章 事業主体の選定と事業実行スキーム(VFM(Value For Money)の実行方法
各事業主体の機能と適合する事業
公共的事業の実行スキーム)
第3章 第三セクターとPFIの機能と役割分担(民活手法の分析;第三セクターの分析;PFIの分析;第三セクターとPFIの役割分担)
第4章 第三セクターの収支・財務状況と評価方法(第三セクターの収支・財務状況;第三セクターの評価)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まえちゃん
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第三セクターとPFIそれぞれの良い点悪い点を提示しています。状況に応じて手法を選択するのが肝心ですな。実態に即して、実務的、計数的な視点で明確な基準を示しています。そのうえで、無反省な第三セクターにレッドカードを出す。一方で最近の短絡的な民活論にも釘をさしている。第三セクターへの見かたを変えましょうって話しがほとんどで、PFIについては薄かった。まぁ、社会インフラ事業なんてね、公共補填が無いとやっていけないわけですよ。2010/03/20
へm
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第三セクターにまつわる誤解をひもときながら、本来期待されてた昨日を全うするためには第三セクターどう展開すべきか、近年注目されているPFIとどうすみわけるべきかについてまとめたもの。第三セクターが株式会社であるが故の誤解について、明確な解答を求めていると失敗することもと含めしっかり説明される2009/06/22