内容説明
我が国では、国民の誰もが何れかの公的医療保険に加入し医療費の保障を享受するという「国民皆保険」を、昭和36年に達成して以来、既に一世紀の3分の1を経過した。その間、時に大きなきしみ音を響かせながらも、遂次、制度の充実が図られてきた。本書は、昭和55年以来、遂次版を重ねてきたが、今般、その内容が最新のものとなるような大幅な見直しを行った。
目次
第1部 国民医療費(国民医療費の推移と構造;医療費の増加要因;国民医療費の今後の動向)
第2部 医療保険制度(医療保険制度の現状;医療保険の財政状況、保険料と国庫負担;医療保険をとりまく諸問題)
第3部 保険医療機関と診療報酬(保険医療機関・保険医制度;診療報酬制度;審査・支払制度)