目次
序章 よりよき税務行政をめざして
第1章 税務行政上の適正手続(ドイツ行政法理論の継受;法の両面拘束性;いわゆる「適正手続」とは;税務行政と「適性手続」;先進諸国の納税者保護法制;税理士会による税務行政手続の整備に関する提言;理想的な税務行政手続)
第2章 欧米における税務行政手続の発展(イギリスにおける事前手続―「自然的正義の原則」の確立;アメリカ行政法の展開;ドイツにおける行政法の改革―ボン基本法と租税基本法)
第3章 我が国における適正手続の要請(日本国憲法と適正手続条項;日本公法学会の問題提起;行政手続法草案の歴史的意義;行政法判例と適正手続;行政手続法案とその問題点)
第4章 税務行政上の適正手続に関する要綱