ふるさと文学館 〈第３１巻〉 京都 ２ 河野仁昭

河野 仁昭【編】

ぎょうせい（1995/09発売）

• サイズ A5判／ページ数 683p／高さ 22cm
• 商品コード 9784324037980
• NDC分類 918.6
• Cコード C0390

目次

第１部　虹のかかる町
第２部　青春の彷徨
第３部　古都散策
第４部　丹波路より

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[AR読書記録]

一編のみが読みたくて図書館で取り寄せてもらったものの、せっかくなので全部読む。さすがに七百頁弱は読みでがあった（疲れた）。が、その一編に特に感想はなく。発見！（というか、他も読みたい）というのは深尾須磨子、描写が詩、あるいは現実がそのままに民話・神話化しかけてる...と思ったら、詩人でした。大村しげの語る京都の暮らし（台所中心）は、滋賀のうちの実家にも多少通じてくるところもあり懐かしい。そしてピエール・ロチ（村上菊一郎訳）なぁ。　　moussme（娘）などといった仏語綴りを交えつつ描かれる京都の異世界感。

2016/09/01