まちづくり紀行―地域と人と出会いの旅から

亀地 宏【著】

ぎょうせい（1991/10発売）

• サイズ B6判／ページ数 307p／高さ 19X13cm
• 商品コード 9784324028803
• NDC分類 318.6
• Cコード C0030

目次

氷上のコタン　北海道鹿追町―真冬の然別湖に集う手づくりのイグルー
炎の鼓動　岩手県陸前高田市―守り抜いた松原に響く自立の号砲
虹の断片　山形県大石田町―最上川に映し、伝える芭蕉と、そして茂吉の心
栗の修景　長野県小布施町―栗菓子の町に生まれた新しい歴史と文化の都市空間
夢の戦士　富山県福光町―「ＬＯＶＥふくみつ」運動を支えた若者たちの夢とロマン
王宮の譜　奈良県下北山村―過疎の村を山の都へいざなう緑の旋律
紅葉の画廊　兵庫県青垣町―競い学ぶ町はみんなの文化の殿堂
蒼い浄土　島根県隠岐島―閉ざされた島に芽ばえる新たな息吹き
四万十の祈り　高知県窪川町―原発を白紙に戻した日本最後の清流にかける想い
森の劇場　熊本県球磨村―山に響く科学とロマンのシンフォニー
深碧の祭り　沖縄県西表島―稲と桑に捧げる島の若者たちの誓い
国境の花酒　沖縄県与那国島―最西端の島にだけ神が許した最強の酒

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[がっち]

いろいろなまちを旅してきた筆者のそのまちを描いている。日本各地には、多くのまちがあり、その中で印象にのこったまちをとりあげていて、興味深い。しかし、このまちづくりという観点からすると、印象でしかないので、あまりのにもエッセイと言わざるを得ない。中で、陸前高田の話があったのは興味深いものではあった。

2013/04/19