目次
神話と美術
第1章 世界の始まり
第2章 オリュンポスの神がみ
第3章 プロメテウスの火
第4章 神がみと巨人たち
第5章 大洪水
神話と星座
神話と文学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
11
人生で初めて、ギリシア神話を噛んでみようかなと思って手に取ったのですが、いくつか発見があって、けっこう感動しました。登場神様多すぎだし、神々の家系図めっちゃ複雑なのに面喰いましたが。これは僕のイメージなのですが、古代ギリシャ人には、現代人の脳機能としてある確固とした「分類思考」=雑多な事物をカテゴライズする機能がまだ無かったのだと思います。でも、得体の知れない大自然とか感情とかは体験として現にある。で、どうするか?そこで、分類まで至らない「家系図」、さらに「星座」にあてはめたのではないか、と思ったのです。2019/07/14