出版社内容情報
「そんなに大事なものなのかなあ、夢って」。将来の夢について作文を書くことになった真生。友だちや兄たちは夢をもっているが、自分には夢がなかった。そんなとき、占い屋敷に平三郎と名乗るおじいさんが訪ねてきて……!?
西村 友里[ニシムラ ユリ]
著・文・その他
松嶌 舞夢[マツシマ マイム]
イラスト
内容説明
学校の宿題で、将来の夢について作文を書くことになった真生。しかし、真生には夢がない。なれそうもないことを考えるより、来週のテストの方が大事だ。そんなとき、平三郎というおじいさんが占い屋敷を訪ねてくる。平三郎のため、真生たちは曾祖父が書いた発明のアイディア帳“夢ノート”を探すことに。5・6年生におすすめ。
著者等紹介
西村友里[ニシムラユリ]
京都出身。京都教育大学卒業。京都市内の小学校に勤める。「大空」で第13回創作コンクールつばさ賞“童謡・少年詩部門”で優秀賞を受賞。『たっくんのあさがお』(PHP研究所)で第25回ひろすけ童話賞受賞。『オムレツ屋へようこそ!』(国土社)は第59回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
松嶌舞夢[マツシママイム]
大阪出身。デザイン系専門学校卒業後、アニメーション制作会社に勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こすもす
1
星4つ2019/10/10
コプタ
0
父が借りてきた本、その2。今回はいつの間にやら状況が変わっていて、父は再婚して、主人公(娘)は占い館に住むようになっていた。(恐らく間の巻があるのではないかと思われます。)そこへ変なおじさんが現れて、以前この家に関わっていた人だと判明。どうしても見つけたいものがあって後半は大捜索の末、ミラクルで発見。私も将来の夢とか現実味がなくて思い浮かばない方だったので、主人公の気持ちわかるなーと思いながら読みました。なので、結末はうまいところに落ち着いて良かったと思う。2022/02/25
すみっちょ
0
今回もよいお話でした。だんだん占い屋敷になじんでいく主人公を応援したい気持ちになります。児童書ですがとても好きです。続きが出るのが楽しみです。2020/09/11