目次
今後の教師教育の「グランドデザイン」および「モデル化」の提案
第1部 これからの教師像(「高度専門職」としての教師―その特質と内実;教師の専門的能力とその形成―心理学の観点から;これからの社会における学校と教師の役割;総合・探究が実践できる教師へと自己形成する条件)
第2部 教職課程カリキュラムを問う(日本の「大学における教員養成」カリキュラムを展望する;学士レベルを超えた教員養成の現状と課題;教員養成における教養教育の意義と課題;教職科目における実践的な指導力育成の可能性と課題―「教育相談」の視点から)
第3部 教職課程をめぐる制度を問う(教師教育における学びの主体性;課程認定行政とコアカリキュラム;フィンランドにおける教員養成の質保証)
大学における教員養成の未来―教職における専門性と多様性の保障に向けて
補章 今後の教師教育改革への示唆―当事者に対する2023年度質問表調査結果の分析から
著者等紹介
鹿毛雅治[カゲマサハル]
慶應義塾大学教職課程センター教授、博士(教育学)。慶應義塾大学大学院博士課程単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、スタンフォード大学心理学部客員研究員等を経て2005年より現職。専門分野:教育心理学(モチベーション論、授業論)
勝野正章[カツノマサアキ]
東京大学大学院教育学研究科教授、PhD(University of Waikato)。北見学園大学、お茶の水女子大学を経て2004年より東京大学(2013年より現職)。専門分野:教育行政学・学校経営学・教育政策研究
牛渡淳[ウシワタジュン]
仙台白百合女子大学名誉教授、博士(教育学)。東北大学大学院教育学研究科博士課程後期三年の課程単位取得満期退学。米国カリフォルニア大学バークレー校客員研究員、仙台白百合女子大学教授、同大学学長等を経て2023年4月より同大学名誉教授。専門分野:教師教育研究、教育行政学、教育経営学、児童文化論
岩田康之[イワタヤスユキ]
東京学芸大学先端教育人材育成推進機構教授、博士(教育学)。東京大学大学院博士課程単位取得退学。杉野女子大学(現・杉野服飾大学)講師などを経て2000年より東京学芸大学勤務、2012年より同教授。専門分野:教師教育(システム・カリキュラム研究)
浜田博文[ハマダヒロフミ]
筑波大学人間系教授、博士(教育学)。筑波大学大学院単位取得退学。日本学術振興会特別研究員、鳴門教育大学、東京学芸大学で勤務後、1998年から筑波大学に勤務。日本教育学会事務局長、日本学術会議連携会員。専門分野:学校経営学・教師教育学(学校組織論、学校改善の理論的・実践的研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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