出版社内容情報
森のとしょかんシリーズ第○作!
小手鞠 るい[コデマリ ルイ]
著・文・その他
土田 義晴[ツチダ ヨシハル]
イラスト
内容説明
「さあ、始めるわよ!」と、元気な声がひびきわたって、ひつじ郵便局長が森のとしょかんへやってきました。そのあとにも、スミレ先生、こぶたくん、山ねこくん、かめばあさんなど、森のなかまたちが大集合。みんなとってもいそがしそうです。ひまなのはただひとり、あごひげ館長だけ。館長は幸せそうな顔をしておひるね中です。こんなことは、今までには一度もなかった…。いったい森のとしょかんでは、何がおこっているのでしょう!?3・4年生から。
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年、岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。小説家。サンリオ「詩とメルヘン賞」、「海燕」新人文学賞、島清恋愛文学賞、ボローニャ国際児童図書賞を受賞。児童書の著書も多数。ニューヨーク州在住
土田義晴[ツチダヨシハル]
山形県鶴岡市生まれ。日本大学芸術学部油絵科卒業。1980年、『にわのはな』で絵本画家としてデビュー。絵本や児童書、教科書のさし絵を多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぶんこ
35
ひみつの森にある森の図書館のあごひげ館長は皆に慕われています。今日は皆が力を出しあって図書館を整理。この分類方法が素敵で、こういった分類の図書館があったら行きたいです。『あ』はあったかくなるお話の本。ある時、人間が開発を進めたことで、森の動物たちの食べ物が無くなっていきます。草の代わりに本を食べましょうとヤギの長老が言って、長老の家へ行ってムシャムシャ。このままでは本がなくなってしまうという時、子ヤギが読んでいる本を読みあげ、皆の心に勇気と元気が溢れました。飢えの恐怖と闘いながら前へ進む動物たちの物語。2024/11/15
木漏れ日の下
10
下の子と共読。ひみつの森にある、森のとしょかん誕生のひみつ、すてきですね。楓目線で描かれてて和みます。読書感想文の本あごひげ館長に選んでほしいなと言ってました。これはシリーズものみたいなのでくろくまさんの話やうさぎさんの話など他のも読んでみたいねと盛り上がりました。2018/10/07
鰍メバル
6
森のとしょかんには森のみんなに信頼され頼りになるあごひげ館長がいる。困ったとき、悩んだとき、勇気がほしいとき、どんなときでも目的にあった本を探して紹介してくれる。本を探す楽しみ、見つける楽しみ、読む楽しみも森のとしょかんにはある。こんな図書館が多くあるといいですね。2020/05/05
はるちゃん
2
〜森のとしょかんのひみつ〜 あごひげ館長が、森の動物達から信頼されている様子が伝わってきた。たくさんの本について知っていてすごいな〜って思った。2019/09/15
ゆうわか
2
あかるい気持ちになれる本、いきる力がわいてくる本、うちゅう旅行ができる本、えいがかんとくになれる本、おどろきと発見にみちた本、かなしみがじょうはつする本。 ああ、ひまだ、ひまだ、ひまということは、いいことだ。ひまほどいいものはない。2018/10/28