出版社内容情報
ゴリラの群に赤ちゃんが生まれました。ゴリタと名付けられたかわいいゴリラ。でもゴリタはみんなと違っていました。白いゴリラだったのです！ 「みんな違ってみんないい」という温かなテーマ。親子でよんでほしい「心の絵本」です。
内容説明
ゴリラのむれに、あかちゃんがうまれました。ゴリタとなづけられた、かわいいゴリラ。でも、ゴリタはみんなとちがっていました。しろいゴリラだったのです。たいせつなのは、みんなとおなじことでなく、じぶんらしくいること。人気作家＆画家コンビでおくるお母さんとお子さんの心をはぐくむ絵本。
著者等紹介
こやま峰子［コヤマミネコ］
東京都生まれ。詩人・童話作家・エッセイスト。童謡の作詞のほか、世界名作の舞台をまわり紀行文を執筆するなど、幅広いジャンルで活躍。また世界の子どもたちを取材し、その現状を絵本にして伝える作品も多い。日本児童文芸家協会常務理事
渡辺あきお［ワタナベアキオ］
福島県三春町生まれ。虫プロダクションを経て、絵本や童話の挿絵の世界へ。最近は、ヨーロッパや、日本の各地をまわって描く風景画にも力を入れている。日本児童出版美術家連盟会員
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
4
スペインのバルセロナ動物園の人気者だった白いゴリラをもとに描かれた物語。体の色の違いで、野生のゴリラの世界では受け入れられなかった、ゴリタ。能力の個体差はしかたがないことだが、外見のみで差別をされることの理不尽さを真正面から描くこやまさん。白い毛は個性。ゴリタが、仲間として理解されるに至ったある事件を通して、まわりの目の変化をきちんと描いている。人間社会にもありがちな、決して見過ごすことのできないテーマ。2015/02/24
リアム
2
みんな同じじゃなくていいんだよ2019/10/19
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
2
子どもの本のつどい事前学習会 こやま峰子さん 【ジェンダー絵本 自分らしさ】2018/07/10
ハメ・ドゥースト
0
★☆☆ゴリタと名付けられた赤ちゃんゴリラはみんなと違う白いゴリラ。悲しくなるゴリタ。でも、ゴリタの白い毛が仲間を救い、ゴリタの個性、白い毛が仲間に受け入れられる。2021/12/15
