出版社内容情報
かなしみに くるしみに さびしさに 大ちゃんの言葉は そんな心の救急箱
疲れた心を癒してくれる、究極のブックセラピー!
「僕の心が話をしたんや。」
心をとざしていた大ちゃんが、養護学校の名物先生・山元加津子先生と出会い、気持ちを文字にたくして話すようになりました。
大ちゃんの底深い宇宙観からつむぎだされた言葉がくれる元気や勇気、そしてあらためて教えてくれる命の大切さ、やさしさ、時として人がおかしてしまう過ちへの怒り、哀しみ・・・・・。
誰もが言いたい、言ってほしい言葉が、ぎっしりつまった心の1冊(くすり)。
内容説明
言葉がくれる元気や勇気、そしてあらためて教えてくれる命の大切さ、やさしさ、時として人がおかしてしまう過ちへの怒り、哀しみ…。誰もが言いたい、言ってほしい言葉が、ぎっしりつまった心の1冊。
著者等紹介
原田大助[ハラダダイスケ]
大阪府立寝屋川養護学校を経て、石川県立錦城養護学校へ。そこで山元加津子教諭と出会い、詩と絵の創作活動を始める。1995年に最初の詩画集「さびしきときは心のかぜです」を発表。現在は徳島に暮らしている
山元加津子[ヤマモトカツコ]
富山大学理学部卒業。石川県立錦城養護学校教諭を経て、1996年より石川県立小松瀬領養護学校勤務。石川県小松市在住
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感想・レビュー
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tempest
3
大ちゃんの詩は優しいだけじゃなく、ウソのないように研ぎ澄まされた言葉でできているように感じました。エゴとか見栄とか、どうしても纏ってしまうようなものがなく、大ちゃんは、物事の本質を見抜く鋭い感性を持っているのだろうなあ。あとがきの「詩を読んでくれたら、詩がよろこびます。詩は、だれかに読んでもらえると元気になります。詩がその人の中で、また新しくなるから。」という言葉に、ぐっときて泣きそうになりました。2010/11/29
amaryllis
1
大ちゃんの詩、どれもいいなあ。言葉がどれも光ってる気がする。「葉っぱだって 石ころだって そこにあるだけで 心を動かす力がある。それが”ある”ということなんかな」「どっちにしようかと わからんくなったら 少しやすんで みみできいて しずかにみてたら きっとわかる」「「待っている 日がさしてくるのを 待っている 待っていれば いつだってきっと 日がさしてくる」 どれもこれもほんとに心にすとんと落ちてきて。波紋が広がるのがわかる。感動の波紋。大ちゃんの素敵な感受性。2010/07/25
yoshi
0
大ちゃん、すごいなぁ。シンプルで優しいな。やまもっちゃんと大ちゃんは響きあう宇宙なんやな。 2009/05/06