出版社内容情報
日本曹洞宗の初祖、大本山永平寺を開いた道元禅師の生涯を感動的に描く伝記物語。ほんものの仏法を求め、ほんものの師に出会い、激動の鎌倉時代を生きぬいた道元禅師のメッセージ。 小学校高学年~
内容説明
時は、建暦二(1212)年。十三歳の春、道元は比叡山にのぼった。僧侶になり、今は亡き母の菩提をとむらうために…。ほんものの仏法を求め、ほんものの師に出会い、激動の鎌倉時代を生きぬいた、道元禅師の生涯を感動的に描く伝記物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっきー
6
✴3 禅に関する別の本を午前中読み、昼から外出したら「禅」という道元の伝記映画(角川映画)が全くの偶然で上映されていてちょうど見てきた、映画もまずまず良かったのだがその帰りに道元のやさしい伝記本を借りてきたのがこの本で映画同様面白く興味深く読めた2016/11/21
Go Extreme
1
母への誓い 時は待ってくれない 般若谷での修業 比叡山での日々 公胤僧正に問う 明全とともに 大海をわたる日 宋の大地に立つ 坐禅にはじまる 道元のなやみ 正師を求めて 身心脱落 はるかな日本へ 普勧坐禅儀 禅とは何か 旅に出る 深草の安養院 興聖寺を開く 竜門のふしぎ 坐禅こそ、仏の行 只管打坐とは 正伝の仏法とともに 鎌倉へ 吉祥山永平寺 欲少なく、足るることを知り 1200年・ヨーロッパでは十字軍の大波 蒙古ではチンギスハンの軍勢 動乱の世の中→不安と動揺を抜け出し正しい仏の教えのあり方を広める2024/09/11