著者等紹介
中野晴行[ナカノハルユキ]
和歌山大学経済学部卒業後、1993年に『手塚治虫と路地裏のマンガたち』(筑摩書房)で単行本デビュー。『マンガ産業論』(同)で日本出版学会賞奨励賞、日本児童文学学会奨励賞を受賞。『謎のマンガ家・酒井七馬伝』(同)で日本漫画家協会特別賞を受賞。京都精華大学マンガ学部客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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たまきら
25
大好きな時代なので、結構読んだことのある作品が多かったです。「あじさいの唄」も好きだったな~。化粧師がどこかにあるはずなので探してみよう!2021/08/22
国士舘大学そっくりおじさん・寺
20
漫画家たちが描いた日本の歴史3巻。収録作は村野守美『常吉』(『職人尽百景』より)、手塚治虫『おけさのひょう六』、石ノ森章太郎『燈籠流し』(『佐武と市捕物控』より)、滝田ゆう『ぬけ雀・千両みかん』(『滝田ゆう落語劇場』より)、杉浦茂『弥次喜多珍道中』、ラズウェル細木『本所七不思議・暮れの餅搗き・不忍春景色・月見団子』(『大江戸美味草紙』より)、つげ義春『西瓜酒』、楠勝平『ふじが咲いた』、森栗丸『しゃぼん玉』(『あじさいの唄』より)。一部を除いて単なる時代劇である。手塚治虫のは多分江戸時代じゃない。2014/05/01
みーなんきー
12
江戸時代を表現した短い作品が、9話集められている。中には落語のくだりかな、と思うものもあり。現代と違うのは、人間同士の関係が近く、人々が互いの生活に入り込んで生きてる、という点。お金のやりとりも大雑把で、持てる者が持たない者に、払う、あげる、という事もしばしば。こういう世界も悪くない。2015/02/08
剛腕伝説
10
手塚治虫、石ノ森章太郎、村野守美、滝田ゆう、杉浦茂、ラズウェル細木などの作家による江戸の町人文化。2024/03/03
どあら
6
図書館で借りて読了。2017/03/19