内容説明
なんとなくすぎていく北原タケルの毎日。ところが夏休み、はじめて行った母のふるさとで不思議な少女・野音と不思議な森に出あった時からなんとなくすぎなくなる。他人や自然とのつながりなんてメンドーでカンケーないと思っていたタケルには森の守り人としての力があった。一方クラスメートの杉田くんには命の危機がせまっていた。
著者等紹介
吉富多美[ヨシトミタミ]
山形県新庄市生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アデリー
2
タケルのお母さんが守り人だったとは。野音ちゃんはタケルと出会って、タケルは野音ちゃんと出会って、二人も何かが変わったと思います。2016/12/04
てるあき
2
小4北原タケルは、夏休みに訪れた母の故郷で野音と出会い、不思議な森でいろんな体験をする。他人や自然とのつがりが面倒で関係ないと思っていたが、森の守り人としての力があることを知った。クラスメイト杉田ジュンヤは学校を休みがちになり、母はタケルに変わったことがないか聞く。病弱な体をファイトで乗り越えていたが、学校でのいじめにすべての力を失いかけている。大好きな学校や友達への希望を諦めかけている。タケルやショウ、カズフミのエールがジュンヤにも届いた。トモダチックリの友情の実が希望をもたらしたのだろう。 2015/05/20
雛
2
勤務校の図書館の本。友情について考えさせられる。妖精の喋り方が可愛い。最後友達が助かって良かった。2015/02/05
ENE@受験生になりました
2
友達の大切さをあらためて感じました。これからも友達を大切にしていきたいと思いました。2012/10/17
チルチルみちる
1
森の声が聞こえるの? 森や林に行くことがない。 すっかり、町の人になった。 2020/06/28