内容説明
事あるごとに息子を厳しく叱り飛ばした母、人一倍照れ屋な父。ビートたけしが両親の事を綴った三篇。
著者等紹介
ビートたけし[ビートタケシ]
1947年、東京都足立区生まれ。ビートきよしと漫才コンビ「ツービート」を結成。1970年代後半から始まった漫才・お笑いブームの立役者の1人となる。その後もソロとして、テレビやラジオ、映画や出版の世界などでマルチに活躍。映画監督・北野武としても世界的な名声を博す。1997年には、「HANA‐BI」でベネチア国際映画祭の金獅子賞受賞。2003年、初の時代劇「座頭市」で、再びベネチア国際映画祭にて監督賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Tadashi_N
23
いつの世も、母は強く、頭が上がらない。オスは付属品に過ぎない。2021/01/09
よし
2
10年前 再読本。人一倍照れ屋で小心者酒飲みの父 菊次郎と「お前なんか死んじまえ。」ことあるごとに息子を厳しく叱り飛ばす母 さき。読んでいて涙がでて困ってしまった。兄 大のあとがきもいい。貧乏で酒乱の父をもってひどかったのに、なぜか、温かい気持ちになっていった。2020/05/02
なみ
0
ビートたけしさんの少年編、ラスト。お父さんとお母さんメインの話。どこから創作でどこまでが実話なのかとても曖昧。だけど口悪く表現しながらも家族への愛情があふれていて良かった。家族とか身内とか、昔のこととかも含めて全部を大切にして、それでいて楽しもうって思える。良かった。2016/08/23
yesod
0
たけしさんの子ども時代のエピソードなど。とても面白かった。教育熱心な母に閉口したり、お酒を飲んで暴力を振るうこともある父も描かれているけれど、口先の表現や態度とは関係なくとても情の深い家族関係だと思った。さきさんが亡くなられた時、たけしさんは号泣されたと言うけど、これを読んで納得。2012/02/18
sumie
0
すごく面白かった。そしてホロリとしてしまった。今は亡き祖父母や父とかぶってしまって…。いろいろなものをもう無くしてしまった私に、たけしさんの文章は響くなぁ…2011/04/01
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