内容説明
盲導犬候補の子犬を育てるパピーウォーカー、盲導犬にする訓練士、盲導犬ユーザー、そして引退犬を引き取り最期を看取るボランティア…一頭の犬にかかわる多くの人たちと盲導犬との絆の物語。
目次
プロローグ パピーウォーカーになる
1 子犬が我が家にやってきた!
2 盲導犬への第一歩
3 盲導犬を目指して
4 盲導犬と歩く
5 盲導犬・命のバトンのアンカー
エピローグ 新たな世代へ
著者等紹介
今西乃子[イマニシノリコ]
大阪府岸和田市生まれ。航空会社広報担当などを経て、児童書のノンフィクションを手がけるようになる。執筆のかたわら、愛犬を同伴して行う「命の授業」をテーマに小学校などで、出前授業を行っている。日本児童文学者協会会員
浜田一男[ハマダカズオ]
1958年、千葉県生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。1984年にフリーとなり、1990年写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。企業広告・PR及び雑誌・書籍の撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
6
30年度ブックトーク授業6年生 読書感想文に向けて。 『しらべよう!りかいしよう!点字の世界1』と『リンゴのすきなアーサー』とセットで紹介。盲導犬になる犬はパピーウォーカーの元で温かく育ち、その後訓練を受け盲導犬になっていく(ホンの一部だけど)。引退しても老犬ホームやリタイヤ犬を引き受けてくれる家庭で幸せに過ごす、その一生をおった本。2018/07/20
せしる
0
盲導犬は仕事中には構ってはいけないと思いこんでいた。犬ではなくユーザーには話しかけてよいとわかり、目からうろこ。困っている様子ならばおてつだいを申し出てよいとわかった。そのことを知れただけでも読んで良かった。 2017/11/11
きみどり
0
課題図書。盲導犬の生涯について勉強になった。それ以外は想像通りの内容。2023/08/07