ノンフィクション知られざる世界<br> 捨て犬たちとめざす明日

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ノンフィクション知られざる世界
捨て犬たちとめざす明日

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  • サイズ A5判/ページ数 141p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784323060927
  • NDC分類 K645
  • Cコード C8395

出版社内容情報

2003年課題図書『ドッグ・シェルター』。その主人公に憧れアメリカで直接指導を受け、ついに日本で不登校やニートの若者の自立支援施設を立ち上げた一人の女性。本と犬と人。その出会いがもたらす変化を追う感動ノンフィクション。

少年院で捨て犬の世話しながら更生するプログラム<プロジェクト・プーチ>を立ち上げたジョアン、罪を犯したネート、ネートが育てた犬の新しい飼い主となる自閉症の少年ジョーダンを追った『ドッグ・シェルター 犬と少年たちの再出航(たびだち)』。2003年度青少年読書感想文全国コンクール 中学校課題図書でもあった本書を読んだ上山琴美さんは、その内容に強く共感し、ジョアンに直接教えを請いにアメリカに飛ぶ。
帰国後、日本の若者たちの自立支援にプーチの手法を使い、捨て犬たちの命をも救っていく。そして犬たちは、社会から離れてしまった若者たちに、再び光のなかへ第一歩を踏み出させていく。
『ドッグ・シェルター』という一冊の本が蒔いた種を、一人の読者が育て、大きく花咲かせていく様子を『ドッグ・シェルター』の著者自身が追う。

今西 乃子[イマニシ ノリコ]
大阪府岸和田市生まれ。ホテル勤務、航空会社広報担当などを経て、作家。国際理解をテーマに講演や、小・中学校の講師も務めている。児童文学者協会会員。著書にベストセラーとなっている『犬たちをおくる日 この命、灰になるために生まれてきたんじゃない』をはじめ、『よみがえれアイボ ロボット犬の命をつなげ』『命を救われた捨て犬 夢之丞 災害救助 泥まみれの一歩 』『心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師』『ドッグ・シェルター 犬と少年たちの再出』『おかあさんのそばがすき 犬が教えてくれた大切なこと』(金の星社)『さくら猫と生きる』(ポプラ社)など多数。

浜田 一男[ハマダ カズオ]
1958年、千葉県生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。1984年にフリーとなり、1990年写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。『小さないのち まほうをかけられた犬たち』(金の星社)ほか、企業広告・PR及び雑誌・書籍の撮影を手がける。数点の著書の写真から選んだ「小さな命の写真展」を各地で開催。

内容説明

「人がその人らしく自分の人生を生きることができる。犬がその犬らしく生きることができる、そんな世界をつくりたい」一人の若い女性の情熱が、人と関わるのが苦手な若者たちと捨て犬をつなぎ、変えていく。

目次

1 犬と共に歩む
2 マクラーレン少年院「プロジェクト・プーチ」
3 犬と出会う
4 はるかとポチ
5 雄太とペー
6 ポチとペーの旅立ち
7 新たなる挑戦
8 再出発

著者等紹介

今西乃子[イマニシノリコ]
大阪府岸和田市生まれ。航空会社広報担当などを経て、児童書のノンフィクションを手がけるようになる。執筆のかたわら、愛犬を同伴して行う「命の授業」をテーマに小学校などで、出前授業を行っている。日本児童文学者協会会員

浜田一男[ハマダカズオ]
1958年、千葉県生まれ。東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業。1984年にフリーとなり、1990年写真事務所を設立。第21回日本広告写真家協会(APA)展入選。企業広告・PR及び雑誌・書籍の撮影を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

62
少年院で捨て犬の世話をしながら更生を目指す「プロジェクトプーチ」。ここからヒントを得、日本の若者たちの自立支援を立ち上げた女性。ニートやひきこもりといった日本の若者が保護された犬の世話をしトレーニングしていく。そして新しい家族に引き渡す別れまで。犬にとっても人間にとっても真剣に向き合う事で変化が見られまさに相乗効果。人と関わる事に怯えていた子も動物とは気持ちで話せるのだろう。とてもいいプロジェクトだと思った。2017/04/05

manamuse

19
前作に続き「今西乃子」さんのノンフィクション。こちらは、また違った形の支援活動。茨城県土浦市にある「キドックス・ファーム」という施設では、保護犬達との触れ合い(面倒をみたり、散歩、しつけ等)を通じて、引きこもりやニートの若者の自立支援をしている。お互いに必要とされること、成功体験、自立(犬側は譲渡)とステップしていく様子が「はるかさん・雄太さん」と犬たちを通して描かれている。2016年の作品で保護犬というよりは、そこからこのような支援活動をしている人もいるよという点に重きがおかれている。2019/10/06

はむちゃん

17
【2017読書感想文神奈川すいせん図書】人の気持ちは犬にはすぐに通じてしまうから、まっすぐな思いで犬と接しようと思った。また、人が自分を見つめなおしていくのと、捨て犬が人なれするのが両立していることは、初めて知った。これからもこんな世の中が続くといいなと思った。2017/07/22

あちこ

4
12歳の弟くん用に借りた本。犬の持つ可能性の大きさ。人間の持つ問題の数々。うまくかみ合うと、こんなに成果が出るのだなあ。この「かみ合わせるスキル」を、持った人間がそこにいるかどうかなんだよね。2017/06/29

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