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出版社内容情報
テーマパークやカジノ、大麻など、日本に住んでいると不思議に思うユニークな授業が、世界にはたくさんある。本書は、サイエンスライターとして世界各国の科学関連のニュースに触れる著者による、「所変われば学びも変わる」異文化事情を伝える1冊。
「所変われば品変わる」は研究の世界でも言えることで、世界は風変わりな学びにあふれている。当事者にとっては生活の当たり前の一部なのに、地域性があまりに強いが故に、外からしてみたらちょっとヘンなものがたくさんある。本書では、世界の各地域で、その地域だからこそ行われている学びの場について紹介する。
学びの中でも、地域ならではの娯楽や生活の中の楽しみに関わるものがある一方で、地域特有の課題を対処し、生き抜いていくために重要なものもある。さらに、その知識を受け継いでいくために、独特な授業で教えることもある。そんな一面にももれなく着目していきたい。
世界は狭いようで広い――本書で登場するのは、世界のヘンなお勉強のほんの一握りのはず。軽くかじるくらいのゆるい気持ちで、お楽しみください。
内容説明
「ところ変われば学びも変わる」あらゆる分野で超真剣に行われている学びの最先端を厳選!娯楽の世界も、ロマンを追い続けるのも、科学が必須!!
目次
1 世界のどこでも、娯楽に研究は、ほぼ必須(波に乗るには、頭脳も必要―サーフィン工学;「馬の国」のウマ研究―ウマ科学 ほか)
2 場所が変われば、研究も変わる(先祖が住んだ海の国―水中考古学;寒いと、モノは壊れやすい―北極圏工学 ほか)
3 地域それぞれ、寄り添う研究(合法ならば、大麻は大学で教えて当然―大麻の化学分析;「古き良き」が問われる時代―時計学校と研究開発 ほか)
4 日本にもある!ヘンな研究(ソフトスキル的には、現代人も忍者になれる?―忍者・忍術学;日本人は、アニメから影響されずにいられない?―アニメ研究 ほか)
著者等紹介
五十嵐杏南[イカラシアンナ]
1991年愛知県生まれ。日英両言語でものを書くサイエンスライター。カナダのトロント大学で進化生態学と心理学を専攻。休学中に半年間在籍した沖縄科学技術大学院大学で執筆活動をはじめる。同大学卒業後、イギリスのインペリアル・カレッジ・ロンドンに進学し、サイエンスコミュニケーションの修士号を取得。その後、京都大学の広報官を務め、2016年11月からフリーに。2019年9月、一般社団法人知識流動システム研究所フェロー就任。現在は、科学誌やオンラインメディアを中心に記事を執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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☆よいこ
たまきら
MASA123
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