内容説明
ここはトラブル旅行社。こまっているお客に、問題を解決できる最高の旅をご提供しておる。さぁ、お客さんがやってきた。この少年には、どんな旅が必要かのう?
著者等紹介
廣嶋玲子[ヒロシマレイコ]
神奈川県生まれ。2005年、『水妖の森』(岩崎書店)で第4回ジュニア冒険小説大賞を受賞。2018年、『狐霊の檻』(小峰書店)で第34回うつのみやこども賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
105
冷蔵庫のジュースを何気なく飲んだことがきっかけでこんな冒険の旅が始まるとは!ドキドキワクワク、楽しめました。コマツシンヤさんの絵が素敵。2024/03/05
mocha
88
コマツシンヤさんの表紙に惹かれて。怖がりのダイが、砂漠のキャラバンと過ごすうちに少しずつ逞しくなっていく。子どもの成長ってめざましい!旅行社のおじいさんやナビゲーターのミミズクのキャラクターもいいし、ドコダココナッツとかドクロザクロとか、面白いアイテムがいっぱい。この作品もきっとシリーズ化するんだろうな。2020/10/01
ゆみきーにゃ
83
《図書館》児童書。ジュース一本からここまでお話が広がることが面白い。一緒に旅してるつもりで読めるのがまたいい!2020/10/01
☆よいこ
75
児童書。冷蔵庫に入っていた外国製のジュースを勝手に読んでしまった時川大悟(ときかわだいご)は、怒られるのが嫌で、慌てて同じジュースを探して店を回る。だけど同じジュースを見つけることはできなかった。フクロウに導かれて入った不思議な旅行会社で「砂漠のフルーツ狩りツアー」を進められ、大悟は異世界に旅に出る。4つのフルーツを見つけなければ元の世界に帰れない。大悟(ダイ)は塩のキャラバンとともに砂漠を行くことになる。▽面白かった。中学年から。2020/06/26
かな
52
フクロウに誘われ、迷い込んで行き着いた所がトラブル旅行社。ん、何か銭天堂の話の冒頭に似ている気が。読んでいるうちに引き込まれ、全く違う世界感ということに納得。困って旅行社に辿り着いた人に旅のツアーを提案し謎の世界へ送り出してくれるオーナーの(しくじりかいけつさい)。「本名ですか」、「いや芸名じゃ」。待っている先は、冒険の旅、探索者になり苦難を乗り越えた先に光が。店に張ってある旅行の案内ポスター「魔王城で夢の3泊4日」、「ゴブリン祭りツアー」、「一攫千金旅行!今なら格安」どれも魅力有るツアー。いってみたい。2022/09/08
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