出版社内容情報
学校の教室で飼育されるイモムシやヤゴ。住みかや食べ物などの生態、体のつくり、飼育法、捕まえ方などを鮮やかな写真とイラストでやさしく解説。基礎事項のほかに、飼育・観察をする前に知っておきたい情報が満載。
内容説明
イモムシは、毛やとげが少ないチョウの幼虫のことです。植物に産みつけられたチョウの卵を見つけて飼育すると、ふ化したばかりの幼虫が成長してさなぎになり、羽化して、きれいなはねの成虫になるまでの一連の様子を観察できます。ヤゴは、トンボの幼虫のよび名です。ヤゴは水中でくらすため、野生ではその成長はなかなか見られません。成長したヤゴが水中から出てきて、羽化する場面が見られるのは、飼育の醍醐味です。
著者等紹介
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年東京都生まれ。1972年に多摩動物公園に就職、以降さまざまな動物の飼育に関わり2004年から2011年まで上野動物園園長。日本動物園水族館協会会長、日本博物館協会副会長を歴任する。2022年から日本鳥類保護連盟会長。現在は執筆、監修、大学の講師などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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