出版社内容情報
宮沢賢治の名作を あたたかく美しい貼り絵の世界で贈ります。一郎に「裁判するからおいでなさい」という手紙が届く。行ってみると、山猫を判事に、誰が一番えらいかドングリたちが争っていた。一郎は「ばかでなってないのを一番えらいことにしよう」と提案。宮沢賢治不朽の名作をいもとようこが絵本化。
宮沢 賢治[ミヤザワ ケンジ]
いもと ようこ[イモト ヨウコ]
内容説明
どんぐりたちは、口々に「自分がいちばんえらいのだ!」といいはる。山ねこが判決を申しわたす。「このなかで、いちばんえらくなくて、ばかで、めちゃくちゃで、てんでなっていなくて、あたまのつぶれたようなやつが、いちばんえらいのだ」なかなかいい判決ですね!
著者等紹介
宮沢賢治[ミヤザワケンジ]
1896年岩手県花巻生まれ。盛岡中学校を経て、盛岡高等農林学校(現在の岩手大学農学部)卒業。郷里で農学校の教師をしながら創作活動を行うが、のちに退職して創作に専念。しかし健康を害し1933年37歳の若さでこの世を去った。岩手の地を深く愛し、架空の理想郷イーハトーブとして作品にも登場させた。短歌、童話、詩など数多くの作品を残すが、生前に出版されたのは『春と修羅』『注文の多い料理店』の2作のみ。没後評価が高まり、国民的作家となった
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油画科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童図書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこ うたの絵本1』で同グラフィック賞受賞。2015年、パリとボローニャで絵本原画展を開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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