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出版社内容情報
いつまでも語り継いでいきたい物語 いもとようこの日本むかしばなし第10弾!
右頬にこぶのある陽気なじいさんは鬼の宴に出くわし踊り出てしまいます。明晩も来いという鬼はこぶを取って預かります。左頬にこぶのある陰気なじいさんもまねてみますが、下手な踊りにしらけた鬼にこぶを返されてしまいました。
著者等紹介
いもとようこ[イモトヨウコ]
兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学油絵科卒業。『ねこのえほん』『そばのはなさいたひ』でボローニャ国際児童書展エルバ賞を2年連続受賞。『いもとようこうたの絵本1』で同グラフィック賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くみん
12
絵本の原画を見て読んでみたくなりました。鬼さんたちがとってもかわいい♡2018/09/03
遠い日
11
よかった、これはお話を忘れていないぞ!と思っていたら、いもとようこさんの再話では、ラストがまあるくまとめられていました。いもとさんの、こんなやさしい解釈もありかと感心した次第です。2018/02/26
ゅう☆
8
文絵がいもとようこさんということで借りてみた。優しいおじいさんのこぶを取った鬼は、いつも怒ってるおじいさんの踊りが下手だったので、優しいおじいさんのこぶを反対側に付けた。でもいらいらおじいさんはがんばって踊りの練習に励むなんて、なんてほのぼのとしたエンディング!マゴちゃんは可もなく不可もなく?と思ってたけど「またよんでー」って何回か言ってきたので面白かったのかな?(マゴちゃん2歳9ヶ月)2022/10/05
ぴんく
5
図書館本。我が子のために借りましたが、私も物語の記憶が薄れていたのでじっくりと読みました。対照的なおじいさんたち、鬼によって人生に変化が。鬼が登場するのにゆかいな展開が珍しく、親子で楽しめました。2021/02/26
はる
3
私の知っているこぶとりじいさんは、意地悪なおじいさんはコブが2つになってしまったと言うところで終わりでした。いもとさんの本は、前向きなこぶとりじいさんの話で、素敵だなと思いました!今の子どもたち用に、この部分だけオリジナルにしたのだろうか?それとも、本当に、こんな終わり方する伝承の地域があるのだろうか?2025/09/19