内容説明
金子みすゞの詩の世界が親しみやすくかわいいキャラクターで楽しめる「みすゞこれくしょん」。絵本をひらけば、そこには心にひびくやさしさがあります。
著者等紹介
金子みすゞ[カネコミスズ]
1903年(明治36年)山口県長門市仙崎(当時大津郡仙崎村)生まれ。本名は金子テル。大正末期から昭和の初めにかけ、雑誌「童話」「赤い鳥」「金の星」に投稿し、「若き童謡詩人の中の巨星」と賞賛されながらも、26歳の若さでこの世を去りました(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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双海(ふたみ)
13
児童書が半額だったので買ってきました。なごむ(*^_^*)2014/11/23
りるふぃー
5
自分用に借りてきましたが、小さな子が手にとりやすい、ファンシーなイラスト。朗読するより 自分で読んで噛みしめて、たくさんの人の心の養分になるといいな。2017/07/29
遠い日
4
金子みすゞの、小さな命を見つめる眼差し。すべてのものが等しい重さ大きさの命を持つものであることを彼女は指摘する。2020/09/04
2時ママ
4
次女 小1 ひとり読み。2017/11/22
sigh
4
全5冊シリーズの1冊。この本は11篇を収める。絵はかわいいのだけど、ふきだしの解説はいらない。子供向けに入っているのは分かるが、読みを束縛しすぎるのでページを分けるなどの工夫がほしかった。――ばあやはあれきり話さない、/(中略)/「もうきいたよ」といったとき/ずいぶんさびしい顔してた。(「ばあやのお話」より)――子供向けの詩に見せながら、言っていることはビター。そこが、どの世代にも読ませる作品群になっている要因かもしれない。(95/20497)2013/07/23