出版社内容情報
つめかみグセが治らず、つめに顔の絵を描いたリコ。気配を感じ振り向くと、そこには親指に描いたおじさんの姿が! 「つめのくに」に連れて行かれ、いろんな人のつめになってみることで、つめの大切さに気づきます。
【目次】
内容説明
あ~っ!かんじゃだめ~っ。つめかみにお悩みのあなたへ。いつも つめを かんでしまう きみを“つめのくに”にしょうたいしよう。
著者等紹介
シゲリカツヒコ[シゲリカツヒコ]
1962年生まれ。岐阜県各務原市出身。フリーのイラストレーターとして装画などを手がける。『カミナリこぞうがふってきた』(ポプラ社)で絵本デビュー。細部までとことん描写するユーモラスなタッチと奇想天外なストーリー展開で、絵本の世界を表現してきた。2018年『大名行列』(小学館)で第67回小学館児童出版文化賞を受賞。2024年『かぜがつよいひ』(くもん出版)で第29回日本絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
anne@灯れ松明の火
29
新着棚で。シゲリさんの新作だと借りてきた。実は私もかなり長いこと、爪を噛むのがやめられなかった。リコの気持ち、よくわかる。変なつめのおじさんに手を引かれ“つめのくに”に連れて行かれたリコ。“つめのくに”は、「つめをかんでいる姿が一番美しい」とされている不思議な国! 爪があるからこそできることも列挙されて、爪ってスゴイと改めて知った。読みようによっては、ちょっと教育的かもしれないけれど、絵のスゴさに圧倒されて、満足して読了(笑) 孫が指吸いをやめられないので、次は「ゆびのくに」をお願いしたい?(笑)2025/09/11
ほんわか・かめ
18
シゲリさんの本にしては教育的。爪噛みをやめられない女の子が不思議な国へと迷い込む。あっちもこっちも爪を噛む人だらけ。つめの中にはバイ菌がたくさんいること、爪がないと力が入らなくなるし、細かい作業もしにくくなること。果たして君は、爪噛みをやめられるかな?シゲリさんの絵なので無駄に迫力があるよwww〈2025/金の星社〉2025/08/10
うとうと
14
爪噛み癖が治らないリコ。爪に家族の顔を描いて防ごうとするけど、いつの間にかまた。すると親指に描いた顔のおじさんが現れ、みんなが爪を噛んでいる"つめのくに"に招待される。 爪噛み絵本とは新鮮。爪の大切な働き、爪噛みの悪影響も語られて教育的。これで子どもたちの爪噛み癖が治るといいな。爪噛み名画が面白い。 シゲリカツヒコさん大好きなのだけれど、リアルな爪の絵にゾッとしてしまった。うちの娘は爪噛みじゃなく、指しゃぶり→爪を剥く癖が治らず長いこと悩んだせいかしら。また今度冷静に読んでみます。2025/08/17
うー(最近わくわくする本に出会えない(;_;))
13
〈絵本〉さすがのインパクト🤣!爪を噛むクセがなおらないリコが連れて行かれた爪の国…いやぁ、大人の爪噛みはやっぱりいただけませんな…😅小さな爪の大きな役割も説明されていて良かった。只今、本の整備中なので爪伸ばし気味の私。爪さんありがとー。2025/09/28
あさみ
10
爪を噛んじゃう人いますよね。でも爪はキレイじゃないんだよ。爪の大切な役割も知って、爪噛みをやめよう!という絵本。絵がなかなかコワイ感じで、余計シュールさが際立ってます。爪噛みやめられない人、読んでみたらやめられるかも?2025/10/03