野ばら

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  • サイズ B4判/ページ数 32p/高さ 24X25cm
  • 商品コード 9784323034072
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

小川未明の名作『野ばら』あべ弘士により絵本化! 舞台は大きな国とちいさな国の国境。そこには、両国から一人ずつの兵士が派遣されました。次第に仲良くなっていく二人をよそに、国同士は戦争を始めます。

内容説明

友情は世界のどんな場所からでも生まれます。まだ行ったことがない場所の、まだ会ったことがない人と、明日友だちになれるかもしれません。そして、友情は平和を育ててくれます。わたしたちはいつだって、そういう可能性をもっています。戦争が始まって、友だちが敵に…。小川未明の名作、あべ弘士が絵本化。

著者等紹介

小川未明[オガワミメイ]
新潟県高田の生まれ。早稲田大学英文科卒業。在学中に小説家としてデビュー。1910年に第一童話集『赤い船』、1921年に『赤い蝋燭と人魚』を発表し、1926年より童話創作に専念。生涯では1,200点以上の童話を創作した。日本児童文学者協会初代会長。1961年没

あべ弘士[アベヒロシ]
北海道旭川市生まれ。旭山動物園の飼育係として25年間勤めたのち、創作活動に専念。これまでの著書は200冊を超える。絵本『あらしのよるに』(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞・産経児童出版文化賞JR賞、『ゴリラにっき』(小学館)で小学館児童出版文化賞、「ハリネズミのプルプル」シリーズ(文溪堂)で赤い鳥さし絵賞、『新世界へ』(偕成社)でJBBY賞、『宮沢賢治「旭川。」より』(BL出版)で産経児童出版文化賞美術賞など、受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

89
絵本。小川未明・文、あべ弘士・絵▽大きな国と小さな国の国境に、国境を定めた石碑があった。国境を守るために、大きな国からはひとりの老人、小さな国からは青年が送られていた。めったに人の来ない石碑の隣でふたりはいつしか仲良くなった。しかし戦争が起こり老人はいう「私のくびを持っていけば出世できる」青年は断り、戦争に行ってしまう。老人は残され、ある日夢を見た▽小川未明の作品の中でも好きな話です。しょうぎといいながら絵はチェスでした。2024.9刊。良本2024/12/03

はる

54
優しいストーリーでありながら、戦争の哀しさ、虚しさを描いた絵本。隣り合う二つの国の境にある石碑。この石碑を守るため、それぞれの国からふたりの兵士がやって来た。二人は仲良しになるが国同士の戦争が始まってしまい……。二人の心象を写すような野ばらの描写が秀逸。虚無感漂うラストが胸に沁みる。2024/11/22

ちえ

34
童話集や他の絵本でも読んでいる小川未明の「野ばら」何回読んでも心に語りかける。隣り合う大きな国と小さな国の間に始まる戦争。あべ弘士さんの絵に思わされるのは、いきなり始まり2年半過ぎても未だ終わりが見えない戦争です。2024/11/03

ヒラP@ehon.gohon

30
「野ばら」は、小川未明の作品の中でも好きなお話です。 それを、あべ弘士さんが描くというので期待を持って手に取りました。 いろんなところで、堀尾青史さん脚本の紙芝居の「のばら」を演じていたので、意外感と新鮮味を味わいました。 2025/04/04

anne@灯れ松明の火

25
新着棚で。紙芝居か何かで、お話は知っていた、小川未明の「野ばら」。大きな国と少し小さな国の国境に、ふたりの兵士が見張りに立っていた。大きな国の兵士は老人、小さな国の兵士は青年で、いつしか仲良くなっていく。しかし国同士は戦争を始めてしまい……。戦争の哀しさ、醜さを、対照的に美しい野ばらを配することで、強く訴える。あべ弘士さんの独特な絵も、また良い。2024/11/16

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