出版社内容情報
冷えていたシルヴィの家に、父親の病気という事件が発生した。しかも病気はしだいに痴呆が進行していくというものだった。うろたえる母親をはげまし、父親とむきあうことで成長していくシルヴィの姿と、「家族」を描く。
内容説明
ある朝、シルヴィが起きると、父親が消えていた。母親は、ただうろたえるばかりだった。次の日の夜、父親は帰ってきたが、どこに行っていたのかはわからなかった。真夜中に台所で泣いていた母親から、シルヴィは父親の病気を告げられた。だが、シルヴィにはどうしても信じられなかった。いや、絶対に信じたくなかったのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
航輝
3
図書館本 父親の病気がきっかけで家族の絆が深まる物語 何度も登場する表題はそれぞれの気持ち 誰もが感じることの出来る孤独から生まれた言葉 治療法が確立してないアルツハイマーを題材にされていて身近に感じた 父親がただの美味しいものと呟いた瞬間は涙モノ2023/06/04
psy
2
出た時、話題になってたけど読んでなかった。面白かったー!福祉先進国の北欧でも、難しい問題なのか・・・主人公の前向きな姿勢が素敵。にも児童書って感じかも。2009/01/09
言音 / 放置気味…。
1
すごく良くって、感動のあまり泣いてしまいました。 誰も悪くないから、誰も責められない。 苦しみ、悲しみながらも頑張り続ける主人公。 終わり方も良かった。 作中に出てくる讃美歌も一度聴いてみたい。2006/11/27
田(゚_ 。)村
0
1999/02
よっちん
0
図書館2024/06/14