内容説明
ぼくはかあさんとてをつないだ。かあさんはいもうととてをつないだ。つながるつながるつぎからつぎへ―。つぎはだれとてをつなぐのかな?
著者等紹介
鈴木まもる[スズキマモル]
1952年東京都生まれ。東京藝術大学工芸科中退。「黒ねこサンゴロウ」シリーズで赤い鳥さし絵賞、『ぼくの鳥の巣絵日記』(ともに偕成社)で講談社出版文化賞絵本賞、『はしれディーゼルきかんしゃデーデ』(童心社)で住田物流奨励賞特別賞、『ニワシドリのひみつ』(岩崎書店)で産経児童出版文化賞JR賞、『世界655種鳥と卵と巣の大図鑑』(ブックマン社)であらえびす文化賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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annzuhime
52
島外の図書館から取り寄せ。子どもに聞いてもらいたくて。手をつなぐ。子どもも大人も手をつなぐ。どんな職業の人だって手をつなぐ。国が違っても手をつなぐ。種族が違っても手をつなぐ。皆が手をつなげば世界が繋がる。ただの理想なのかもしれないけど、信じてほしい。途中でビートルズも手を繋いでいたよ。そこで母はフフフと笑いました。2022/05/13
anne@灯れ松明の火
40
何かで知って、読みたかったが貸出中で、やっと出会った♪ 昔から、「つなぐ」という言葉や「手をつなぐ」という行為は素敵だと思っている。それが絵本になった。読んでみたら、想像以上に素敵な本だった。内容的にも、絵も♪ 鈴木まもるさん、やっぱりいい! 奥付に、最後のページの楽しみ方が書いてある。なるほどなるほど。おはなしライブには、ちょっと細かい絵のページもあるけれど、挑戦してみたい。2020/10/02
しぃ
28
これ好きです。2歳長男も気に入ったみたいで、1人でも繰り返し読んでました。たくさんの手、人だけじゃなくて動物たちも繋いでいくのが良い。2020/08/28
たーちゃん
26
息子は表紙の手を見て「ぞうさんの手だ!あとは…猫ちゃんの手に赤ちゃんの手もあるね」と言っていました。世界中の人がこうやって手と手を取り合って生きていけば、争いなんてなくなるのになぁ…。2021/07/07
ヒラP@ehon.gohon
24
家族が手をつなぎあって、どんどんそれが拡がっていきます。 ご近所さん、いろいろに働く人、世界の人、動物たち…、こうして手をつないでいくと、なんと無限大に拡がる人や動物たち、地球上のすべての仲間たちの中で生きているんだと思えます。 誰かと手をつなぎたくなる絵本でしょうか。2019/03/23