出版社内容情報
悲劇の少女、アンネの短い一生をアメリカの女性がたどった、ノンフィクション・ドキュメント。
内容説明
第二次世界大戦中の1942年6月12日、アンネは13歳のたんじょうプレゼントに、お父さんから日記帳をもらいました。キティーと名づけたこの日記帳に、アンネは、おそろしい、かくれ家での2年間の生活を記しています。後に公開され、全世界の人びとに戦争のいたましさを伝えた「アンネの日記」を書いた、少女のものがたりです。小学校中・高学年向。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nico
33
小学生のときにアニメ絵本『アンネの日記』を読んで衝撃を受けてから早幾年…。あの時読んだ本よりも本書はサラッとアンネの生涯をまとめてある。当時はこの悲劇の運命に恐怖をおぼえることでいっぱいだったが、大人になった今はアンネがおしゃべりで叱られてばかりで、母親と隔たりがあったところになんだか親近感を抱いた。息の詰まる隠れ家生活の中で、アンネの存在がどれだけ励みになったことだろう。あともう少し生き延びていたらと悔しくなる。「なぜ人間はお互いに仲良く暮らせないのか」という問いを解決できる日がいつか訪れますように。2019/04/07
雨巫女。
10
《私-図書館》アンネが、ユダヤ人だったから、あんな目にあったのでしょうか?戦争は、恐い。2019/04/04
Yuuki Takahashi
1
小学生用に書かれたものではあるけれど、アンネが隠れ家でどんな生活をしていたのかがわかる。文章ではさらっと書いてあるが、いつ見つかるかわからない恐怖は尋常じゃないだろう。2012/02/13
あーち
0
残酷な収容所にはあまり触れずにさらりと書いてある本だった。アンネの写真が多くて載っていたところは良かった。 2024/01/14