出版社内容情報
まいごのこねこをさがして、子どもたちがススキのはらを通りぬけ、たどりついたのはふしぎないえ。風の音、草のかおりまで感じられる、やさしさあふれる絵本。
内容説明
ススキののはらをとおりぬけ…。まいごのこねこをさがしているとこどもたちはふしぎないえにたどりつきました。だれがいるのかしら。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Willie the Wildcat
23
秋の味わい。栗に、ススキ・・・、って振り返っていたところの巻末!22種類、見落としていました・・・。(汗)ググりながら確認。ジョービタキって・・・、図鑑で確認。読後の振り返りが自由研究の様相を呈す。(笑)絵は、色彩豊かな水彩画。秋はやはりオレンジ色が映えるなぁ・・・。子供達、1人1人の豊かな表情。でもやっぱり〆は”月見団子”ですよね!?2014/05/04
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
10
図書館のコーナーにて。お話は小さい子にはちょっと難しかったようですが、秋らしいオレンジ色のグラデーション。綺麗な水彩画に目が奪われました。私が好きだったのは不思議な家。ワンフロアに配置された家の中が理想的でした。巻末に絵本に登場した22種類もの植物が載っています。今の季節にピッタリの一冊でした。2015/10/15
花林糖
9
(図書館本)森で遊んでいた子供達が、一緒に居た子猫が行方不明になり、探していると不思議な家を発見。森の秋が素敵な森津さんの絵本。巻末に絵本に描かれている22種類の植物が載っています。子猫が『まっかないちごがまってるよ』の子猫と似てるけど同じなのかな?最後の十五夜の絵が素敵です。2015/09/22
はる
3
3歳10ヶ月。 こねこが ぼくもいれてー っていくところが おもしろい! 父親が借りてきた。水彩画のような繊細な色合いで秋の植物が多種描かれている。森の散策をしてあけびを食べたり(母も食べたことない)、ふしぎないえも実は素敵な家だったり、こんな一日、いいな。by母2022/01/19
遠い日
3
秋がいっぱい。森の奥へ迷いこんでしまった子猫を追って、辿り着いた不思議な家。なんとも楽し気な家の一家と知り合って、すてきな時間を過ごす子どもたち。自然のなかで棲まう一家の生活が垣間見える。子猫もちゃんと連れて帰れた今夜は十五夜。2014/05/06