出版社内容情報
オオカミ犬が、その力を目いっぱい使って成功するスリルに富んだ物語。日ソ合作映画の原作。
内容説明
メラメラ燃えるオーロラの下―。吹雪の日に生まれ、母犬の豊かな愛情のなかで育ち、トナカイや灰色グマと闘いながら、たくましく成長するオオカミ犬バルトー。やがて、人間社会に生き、そり犬のリーダーとなる。動物たちを長い間追いつづけてきた作者が、雪と氷の世界を舞台にスリルに富んだタッチで描く動物文学。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋色の研究
2
個人的に思うことだが、人のパートナーだと思う。その為、あくまでペットとしての犬より、狩猟犬や救助犬になるような犬種が好きだ。この本に登場する犬はそり犬として、極地方の交通の足として人と共に生活しており、極地で生活する上で必要な力強さが感じられて良い作品だと思う。児童向けというのもあり、読みやすいのも良い。2013/12/15
まー
1
生まれて初めて感銘を受けた思い出の本
rinrin
0
小学生の頃、大好きだった。久しぶりに娘に貸す前に再読。2016/05/21
ナナシ
0
だいぶ昔に読んだ本です。ジャックロンドンの白い牙と混同しがちですが、オマージュであって内容は違います。2010/07/07
たけぽん
0
日本語上手いな! というのが一番の印象。児童向けに漢字少なめ、ひらがな多めな文章が、ドキュメンタリー的な作品の生々しさを際立たせているようにも感じます。