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出版社内容情報
空襲にあい、周囲を火にかこまれながら、わが子を守り通そうとする母親の、自己犠牲的な愛を描いた表題作をはじめ、直木賞受賞作「火垂るの墓」など、戦争の苛酷さを描く、野坂文学の傑作11編を収録。 小学校高学年~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マリリン
3
帆になったお母さんという題名に惹かれて読んだ。小中学生には是非読んでもらいたい本だ。怖い話もあるけれど、子供達にこういう時代があったのだという事を知ってもらいたい。私自身も平和である「今」に改めて感謝の気持ちを持つことができた。2016/07/02
きりだんご
2
●図書館2017/02/25
未知亜
2
火垂るの墓の原作はじめて読んだ。妹のことをどんなに大切に思っていても、食欲には勝てなかったというくだりや、防空壕で、戦死した父の幻と生きていて、戦争がずっと続いていた方が良かったという男の子の話や、単純に戦争があったことの不幸と言っても深く考えさせられるものが多かった。体験した人が伝えるしかないんだよなあ。小さな男の子が妹を殺し祖母を殺し母を殺し…葬式の晴れがましい数日のために今度は父を狙う…というところで終わる話は怖い。2011/08/28
夜
1
短編を十二編収録。火垂るの墓も入っています。子供は神の子というお話が怖い((((;゜Д゜)))2011/09/15