- ホーム
- > 和書
- > 児童
- > 読み物
- > 怪談・おばけ・ホラー
出版社内容情報
緑色の目をした、白いネコに出会った人は、ほどなくみんな死んでしまう。愛をうらぎられた若い娘の呪いなのだろうか?アイルランドの、さびしさをひめた神秘的な風土を舞台に描いた、3つの幻想的物語。 小学校中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
69
【2012年色に繋がる本読書会】【日本の夏は、やっぱり怪談 洋】3つの怪談を収めた児童書。フランドルが舞台の『絵にかくされたふしぎな話』。アイルランドを舞台にした『緑色の目の白いネコ』は、幽霊による復讐譚。『かわら屋根の家のゆうれい』は、『墓畔の家』という長編の第11章と12章を独立させたもの。イギリスやアイルランドに存在するという幽霊屋敷の典型のような話。レ・ファニュは、おとなしい子どもで、歳とったうばから古い物語を聞くのが何より好きだったという。⇒2021/08/03
りるふぃー
6
えー、この本は、私が小学生の頃、学校の図書室にありました。思いがけず、嫁ぎ先の公民館で再会!小学生は 怖い話大好き!このシリーズも当時は人気でした。でも 何十年前の話なので、もう 今の図書室には このシリーズも置いてないってことなんだろうな。残念だ。ミステリーってのは 幻想的で格調高いものが本物だと思う。この本も、アイルランドの伝承をもとに書かれた、良質の怪奇譚です。夏の午後、ちょっとヒンヤリさせていただきました。2017/07/30
hannahhannah
5
「絵にかくされたふしぎな話」と「緑色の目の白いネコ」と「かわら屋根の家のゆうれい」の三編収録。「かわら屋根の家のゆうれい」に出てきた手の幽霊はちょっとしつこすぎ。(笑)2015/11/26
しらせ
1
小学生の時お気に入りの本でした。表紙のインパクトがすごい。ノーイメージなのがもったいない。白猫好きから言わせてもらえば白猫を死神のようにいうのは心外だな。っていうか白猫に殺されるのなら本望w緑色の目の白いネコってまさにうちの猫なんですがw死人と結婚させられて死んでしまったヒロインがかわいそう。恋人ヘタレすぎんな。知らないとはいえ何度も助けもとめていたのに。絵を描いておしまいにすんなよ。いやもういろいろつっこみどころあるけど、ホラーは突っ込みたくなったら純粋に楽しめなくなると思うのです。2013/04/05
-
- 和書
- デザインサーヴェイ図集