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出版社内容情報
脳が黄金でできている男がたどる、ふしぎな運命と悲しい愛の物語。ミイラの足を買ったことから古代エジプトの王女に招かれる話など、こわさとユーモアのいりまじったふしぎな世界の数々。表題作ほか6編。 小学校中学年
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hannahhannah
5
「ミイラの足」と「コーヒーわかしの舞踏会」と「黄金の脳を持つ男」と「悪魔のごちそう」と「〇八一号列車」と「うたう吸血鬼」と「怪物おじさん」の七編収録。「怪物おじさん」がユーモラスで面白かった。2015/11/25
みやさき
1
自分の読書の原体験と言えるシリーズの、一番好きだった作品。各国の怖い話を集めていて、今作はフランス。表題作もそうだが、どことなく性の匂いがするホラーが多いように感じる。人の心の奥底にある根源的な快楽や恐怖を創作で抉り出す試みは、ホラー作品が顕著でわかりやすい。 この本はプレミアがついていて自分では買わなかったし、そもそも在庫も見つからなかったので長らく手に取らなかった。昔この本の話を少しした際のことを覚えていてくれた友人がたまたま古書のネット販売で発見し、誕生日の祝いに贈ってくれた。心から感謝したい。2022/02/11