出版社内容情報
ほんとうはりっぱな王さまなのに、たったひとつ欠点があります。それはたいへんわがままなこと。それを直すために家来たちが考えた方法は?
内容説明
ちからがつよくてやさしくておうさまはみんなのにんきもの。ところがこまった。どうしよう?おうさまのおなかにはわがままむしがすんでいてときどきさわぎだすんですって…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
annzuhime
34
図書館本。すごく優しくてみんなに慕われる王様。でも時々出てくるわがままむし。あれしたい、これしたい。自分の欲求が満たされるまでわがままを言い続ける王様。ある日みんなとかけっこ大会をやりたいとわがままを言い始める。国民と部下の対応が素晴らしいよね。かけっこ大会が始まると、5歳の三女がケタケタ笑っていました。2024/01/29
あおい
12
すごくいい王様なんだけど、時々わがままになってしまう困った王様。突然かけっこ大会をするという王様にみんながとった行動は…みんな王様の事が大好きで王様もその気持ちがちゃんとわかってるんだけど。わがままむしどうなるかなぁ。2022/04/10
遠い日
9
時々どうしようもなく騒ぐ王様の「わがまま虫」。これが出ると、いつもと違う王様になってしまうから大変。家来たち、町の人たちの愛あることばが王様を目覚めさせる。王様の反省がかわいらしいです。2020/08/24
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
7
力が強くて勇気があって、優しく鳥や花が大好きな王さまですが、時々お腹の中で『わがままむし』が騒ぎ出す欠点があります。困った家来や町の人たちは、どうにかして『わがままむし』が騒がないようにならないかと知恵を出しあいます。すると…。2020/06/28
いっちゃん
6
王さまは力が強くて勇気がある。優しくて花も好き。なのに、わがまま!優しくてワガママは少し矛盾だけど、最後のみんなのお願いに耳を傾けたのだから、やっぱり優しいのかな?あとがき、とても理想だし、大賛成だけど、なかなかできないよ2014/10/08
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- 和書
- 愛の論理学 角川新書