私の地方銀行論―サウンドバンキングを求めて

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  • サイズ B6判/ページ数 474p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784322235814
  • NDC分類 338.61
  • Cコード C2033

出版社内容情報

 八十二銀行をサウンドバンキングの経営体として磐石のものとした著者が放つ、21世紀の銀行経営に示す好個の指針。著者の人生観、世界観を軸に広角レンズからみた経済金融史観。

序章貨幣にかかわる者の責務
   「パパ!お金って何なの?」/ウエーバーの「資本主義の精神」/シュペングラーの「西洋の没落」
第1章地方銀行のルーツ
   地方銀行の成立は苦難の歴史/国立銀行条例の発布/一県一行主義へ
第2章銀行人としての資質
   ギルバートからシャンドへの流れを追って/ギルバートのバンカー観/シャンドの「銀行大意」原文
第3章サウンド・バンキング
   ガルブレイスの警告/サウンド・バンキングの経営理念/サウンド・バンキングに徹したバンカー像
第4章昭和金融恐慌の教訓
   恐慌論の問題点/昭和金融恐慌の基因/銀行法の制定と銀行の整理促進
第5章世界恐慌下の地方銀行
   金解禁の挫折と恐慌の激化/恐慌下の地方銀行/横浜興信銀行による整理の実行
第6章銀行の公共性と労使問題
   昭和22年2/1スト/佐竹銀行課長の論旨
第7章地域とともに生きる
   地方銀行の長期ビジョン/地域活性化への視点/地方分権こそ地銀自立の基礎/トクビィルの地方分権論
第8章開かれた自立する経営の創造
   「アメリカ銀行」に学ぶ/住宅金融政策の問題点
付録:国立銀行153行の略歴

内容説明

本書は、地方銀行論をはるかに超えている。八十二銀行の経営の陣頭指揮をとってきた著者の人生観、世界観を軸に広角レンズからみた経済金融史観であり、銀行経営史観である。

目次

序章 貨幣にかかわる者の責務
第1章 地方銀行のルーツ
第2章 銀行人としての資質
第3章 サウンド・バンキング
第4章 昭和金融恐慌の教訓
第5章 世界恐慌下の地方銀行
第6章 銀行の公共性と労使問題
第7章 地域とともに生きる
第8章 開かれた自立する経営の創造

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