出版社内容情報
ビッグモーター事件・保険料調整事案・情報漏洩事案等の一連の不祥事を契機に、損害保険業界は「保険流通のガバナンス」を軸とした抜本的な改革を迫られている。金融庁による有識者会議・金融審議会WGの検討・報告、保険業法や監督指針の見直し、業界ガイドラインや大手4社の業務改善計画など、ルールと実務の両面で進展する変革。本書はこうした最新動向を総覧し、歴史・現状・課題・展望を立体的に整理。代理店・大手損保・企業顧客への現場取材を交えて「生きた情報」を提示し、信頼回復と持続可能な保険流通の再設計を後押しする一冊。損保会社、保険代理店、企業のリスク管理担当者等必読。
【目次】
内容説明
いま、損保はIntegrity(誠実さ・真摯さ・高潔さ)が問われている。ビッグモーター事件・保険料調整事案・情報漏洩事案。不祥事件の背景、構造的課題、行政による制度改正から今後の展望まで、代理店・大手損保・企業契約者への取材を通じて現場の“リアル”を深掘り、保険流通の現在地と未来を一挙に解き明かす。
目次
第1章 露呈した損害保険ビジネスの構造的課題
第2章 損害保険流通ビジネスの起源と多様なモデルへの発展
第3章 わが国における損害保険流通ビジネスの誕生とその歩み
第4章 損害保険流通ビジネスの現状と課題
第5章 損害保険業等に関する制度等WG報告書
第6章 企業保険市場の課題と今後の方向
第7章 デジタル化の進展による損害保険流通の変化
第8章 結び 損害保険業界のさらなる発展に向けて
著者等紹介
岩本堯[イワモトタカシ]
三井住友海上出身、システム・業務部門中心に従事。日本損害保険協会、契約者保護機構で業界活動にも活躍する。損害保険仲立人資格、損害保険登録鑑定人、技術士
石井伸夫[イシイノブオ]
三井住友海上出身。在職中は、ノンマリン商品部門に長年携わる一方、企業職域営業等を担当。日本保険仲立人協会に転籍、事務局長として、保険業法改正(2016年施行)の対行政窓口、保険仲立人資格試験運営等を経験
川上洋[カワカミヒロシ]
損害保険ジャパン出身。事務部門、商品業務部門(技術保険担当)企業営業部門(主に日系・外資系のグローバル企業担当)、海外事業部門(アメリカ、インドネシア、イギリス)、内部監査部門に従事
森岡伸彦[モリオカノブヒコ]
富士火災(現AIG損保)出身。主として募集分野(販売制度)や行政対応に従事。業界活動では損保協会等の各種委員会や研究会に参加。退職後は、保険事業アドバイザリー・募集セミナー講師として活動。関西学院大学等で識義を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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