創作のミライ―「初音ミク」が北海道から生まれたわけ

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創作のミライ―「初音ミク」が北海道から生まれたわけ

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784120059346
  • NDC分類 763.9
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本発の音楽文化として、世界で人気の「初音ミク」。このバーチャルなキャラクターを核に、音楽・イラスト・動画などが呼応し合うボカロ文化が2007年に産声を上げた。このブームに火を付けた企業が、クリプトン・フューチャー・メディアである。創業者の伊藤氏は企画開発のみならず、「創作の連鎖」を促すルールと仕組みを整えた。なぜ、それができたのか? そこにはUGC(ユーザー生成コンテンツ)文化の出現をいちはやく予見したA・トフラーとの出会いがあった――本書は伊藤氏の歩みをたどりながら、「ツクルを創る」「収穫モデル」「メタクリエイター」等々の経営哲学を紹介。「ボカロ文化って何?」という読者でも、創作の根源的な意味を考えたり、AI時代を展望したりするヒント満載の一冊。


【目次】

内容説明

札幌のベンチャーが起こした音楽業界の革命。「新プロジェクトX」で大反響!「初音ミク」生みの親の哲学と原点。

目次

第1章 この先にどんな未来がやってくるのか
第2章 インターネットが世界を変えると気付いた日
第3章 すべてはクリエイターのために
第4章 初音ミクが切り拓いた新しい創作文化
第5章 プロシューマーは社会をどう変えるか
第6章 北海道から発信する意味
第7章 音楽文化とAIのこれから
第8章 「創る」ということ

著者等紹介

伊藤博之[イトウヒロユキ]
1965年、北海道標茶町生まれ。北海道大学で職員として勤務する傍ら、北海学園大学経済学部を卒業。1995年、クリプトン・フューチャー・メディア株式会社を設立。同社代表取締役。サウンド素材を取り扱う“音の商社”として、得意分野の“音”を探究しながらデジタルコンテンツに関わる事業を展開する中、2007年に歌声合成ソフトウェア「初音ミク」を企画開発した。掲げるミッションは、クリエイターが物事を「ツクル」ための技術やサービス、つくった物事を発表する場を「創る」こと。2016年よりNoMaps実行委員会委員長。2020年よりオンガラボ株式会社代表取締役。新規産業功績で、2013年に藍綬褒章を受章

柴那典[シバトモノリ]
1976年、神奈川県生まれ。音楽ジャーナリスト。京都大学総合人間学部を卒業、株式会社ロッキング・オンを経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

80
クリプトンの社長、伊藤博之さんのインタビューを書籍化したもの▽ブームからカルチャーへ。インターネットが地方を元気にする。動画投稿サイトの登場がもたらした変化。同人文化と著作権。AIは音楽の創り手に何をもたらすのか。「創る」は楽しい▽企画開発の話と社長の来歴が中心なので、初音ミク特集ではない。初音ミク好きな中学生は多いが、彼らが求めている本はコレジャナイかも。読みやすくはあるが中学生が興味を持って読むかは分からない。さくっと読了。2025.7刊2025/10/10

スプリント

9
いまも変わらないんだと思いますが インターネット黎明期は様々な可能性の種があったのだなと実感。2025/09/12

しんい

8
初音ミク懐かしい、と思い、会社の宣伝かな?と思いながら、図書館当日返却本にあったのでなんとなく借りました。そしたら、この本は大当たりでした! ライターさんによるインタビューからの書き起こしなのですが、伊藤さんの考えと、これまでのチャレンジの積み重ねが心地よく伝わってきます。発売後に自然発生した、歌ってみたや二次創作への対応、初音ミクの「コンサート」をはじめたり、その場その場での判断のようですがとても一貫していて、でソフトで、とても大好きになりました。2025/09/23

海星梨

6
図書館新刊コーナーに並んでて、ボカロファンとして読むべきかなーと思いつつスルーしてたんですが、よいこさんが読んでらっしゃったので、読まなきゃ!と笑。終盤はともかく、カゲプロドンピシャ世代としては懐かしく面白かった。最近はピノキオピーとかもテトを使ったり、ボカロという言葉の枠はソフトウェアの垣根超えてるよね。インターネットとAHSも絡めて、理念の共通点とか違いとかそういう対談が読みたいと思った。一応ライバル会社だから難しいのかなー。すでに雑誌とかではあっておかしくないけどあるのかなー。2025/11/05

田中峰和

5
世代的に初音ミクなるものには全く興味がなかったが、開発会社の社長のインタビューは面白かった。アルビン・トフラーの第三の波の次、第四の波がヒントとなって初音ミクを開発した経緯がわかった。プロダクトとコンシューマーはプロシューマ―の発想は、やがてITやAIの発展とともに、すそ野を拡げ、社会に受け入れられていく。2007年の登場以来、画期的なアイデアは、ネットで拡散され、「MIKU EXPO」まで開催され、日本から世界に拡がっていく。著作権に縛られ過ぎては、拡がらないが野放しでは製作者が報われない。中庸が大事。2025/11/14

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