出版社内容情報
その闇に包まれた成立過程を白日のもとにさらす、画期的な「粉飾決算入門」!
◆実務に必要十分な簿記・取引仕訳の基礎をわかりやすく解説
◆取引仕訳にさかのぼって粉飾決算のパターンを包括的に整理
◆都市銀行で融資審査、金融庁・関東財務局で金融検査に従事してきた経験をもとに現在の金融実務の問題点を指摘
「粉飾シミュレーションシート」ダウンロード特典付き
内容説明
その闇に包まれた成立過程を白日のもとにさらす、画期的な「粉飾決算入門」。1.実務に必要十分な簿記・取引仕訳の基礎をわかりやすく解説。2.取引仕訳にさかのぼって粉飾決算のパターンを包括的に整理。3.都市銀行で融資審査、金融庁・関東財務局で金融検査に従事してきた経験をもとに現在の金融実務の問題点を指摘。
目次
第1章 粉飾とは
第2章 粉飾決算増加の背景
第3章 粉飾解明のカギは複式簿記にあり
第4章 粉飾手口の類型化
第5章 粉飾決算と経常収支
第6章 粉飾決算とキャッシュフロー計算書(CS)
第7章 粉飾発見の手がかりとなる勘定科目や財務指標
第8章 キャッシュフロー粉飾の事例研究
第9章 粉飾の早期発見と未然防止の処方箋
終章
著者等紹介
足澤聡[アシザワサトシ]
株式会社RAF研究所アドバイザー。有限会社竹橋経営コンサルティング非常勤取締役。東北大学経済学部卒業後、北海道拓殖銀行・整理回収機構(RCC)勤務を経て、財務省関東財務局に入局し、その後金融庁に出向。金融検査マニュアル導入当初から金融庁検査に従事し、金融庁では貸出担当(貸担)として、地銀の資産査定を統括。関東財務局に戻った後は特別金融証券検査官として、首都圏、関東甲信越の地銀・大規模信金の主任検査官を歴任。退官後は、プロモントリーフィナンシャルジャパンLLCのシニアプリンシパルとして金融機関に対するコンサルティング及びウクライナ大手銀行の資産査定業務を行う。一般社団法人地方銀行協会、一般社団法人第二地方銀行協会、一般社団法人CRD協会等で講演や研修講師を行う。現在は銀行研修社の専属派遣講師として「粉飾」をテーマとする研修の企画・実施を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。